概要
2000年9月より、PS1にて発売された幼児向けソフトのブランド。また、専用のコントローラーとして、PSコントローラーの右手親指で操作する4ボタンを大型化、子供が叩いて押しても大丈夫なものが販売された。
バンダイ主導でのブランドということもあり、アンパンマンやドラえもん、おジャ魔女ドどれみ、きかんしゃトーマスなどキャラクターを題材にいたものが中心である。なお、バンダイ製ではない玩具のプラレールやレゴブロックを題材にしたソフトも発売された。
当時、電子知育玩具はセガトイズ(親会社はセガ)のキッズコンピュータ・ピコが最大手であった。しかし、ピコ本体はほかのゲーム機との互換性を持たず、本体価格も16000円かかるという点で割高であることが否めなかった。バンダイもピコ発売開始とほぼ同時期に似たコンセプトのプレイディアを発売したが、売り上げは芳しくなかった。一方、キッズステーションは既存のゲームハードを使用したものであり、すでにPSシリーズのハードを持っているユーザーはソフト(及び専用コントローラー)のみの投資で済み、コスト面で大きなアドバンテージがあった。気ッズステーション発売と同年、PS2が発売され、PS1ソフト互換機能を搭載していたため、DVD鑑賞目当てで購入した親が子供向けにキッズステーションソフトを購入する、という流れも考えられる。