概要
カズマ達の拠点であるアクセルの街にて、いかがわしい店を営んでいる。
なお、表向きはサキュバスのコスプレをした人間を装っており、店の方も朝まで営業している喫茶店という事になっている。
スピンオフの『この仮面の悪魔に相談を!』では、カズマに店のサービスの案内をしたピンク髪のサキュバスと、カズマの元に訪れた白髪の新人サキュバス・通称“ロリーサ(『ロリサキュバス』が由来)” が、店の代表的存在としてよく登場している(この2人に関しては、後述を参照)。
アニメ版では一期の第9話をメインに登場。ファン達の間では絶賛であった。
人物
ビジュアルや性格は様々だが、地獄の公爵にして大悪魔のバニルの事を心底尊敬しているのは、全員に共通している。
…と言うか、バニルを前にした彼女達はミーハー心丸出しな大ファンそのもので、スピンオフ『この素晴らしい世界に日常を!』ではバニルに握手やサインを求め、上述の『この仮面の悪魔に相談を!』では、「たまに店に来て握手やサイン会をして頂きたい」と宣うサキュバスをさっさと追い返したいバニルが、自らの脱皮した際の抜け殻を渡すと、「皮は家宝にしますが諦めませんから!」と捨て台詞を残して去って行った。
受付サキュバス
CV:三石琴乃
名称はアニメ版や、アプリゲームの『ファンタスティックデイズ』で表記されているもので、本名は不明。
常に落ち着いた物腰で話し、従業員の中でも上の立場にいる事を思わせる雰囲気を漂わせている。
サービスの内容をカズマに説明する際には、思わせぶりに自分の手で胸を揺らして見せたり、火照った身体を宥めてる様な扇情的なポーズを見せつける等して、カズマを殊更興奮させていた。
カズマの視線に対しても嫌がる素振りは無く、むしろ気持ち良さげにしている様子さえ見てとれる等、とにかくエロチック。
ロリーサ
CV:山下七海
『ファンタスティックデイズ』では、後にプレイアブルキャラクターとして実装され、出番も増えている。
それに伴ってキャラクターが掘り下げられており、バニルへの憧れの念がより強調されている。
イベントストーリーでは、バニル限定のドMという一面が明らかになり、いつもの様に使えないアイテムを仕入れたせいでバニルから仕置きされるウィズを、羨ましがっている程だった。
その様子を見ていたダストが冗談のつもりで言った、「ウィズみたいにガラクタを仕入れてくればいいんじゃないか?」という提案を鵜呑みにし、商品の仕入れを任せて貰うという建前で、各地で売れ残っていた古い魔道具を入手して来たのたが、それら全てが掘り出し物の一級品であったため、逆に褒められる結果に終わっている。
また他のサキュバスも同様だが、街中を出歩く際は正体を隠すため、人間の姿に化けている(とは言っても、頭部の羽が消えて普通の服装になる位なのだが)。
余談
Pixiv上では、受付サキュバスとロリーサを描いたイラストが大半を占めている。
加えて、他にサキュバスのコスチュームを着用した女性のレギュラーキャラや、半裸のダクネスが見られる。
なお第9話はアニメ再放送の際に外されたのだが、後述のダクネスとカズマの絡みだけでなく、上述の受付サキュバスの仕草も大きな原因になっているのは、間違いないだろう。
関連イラスト
関連タグ
- サキュバス、新人サキュバス
別名、または表記ゆれ。
以下はアニメ第9話のネタバレとなります。まだご覧になっていない方は、閲覧の際にご注意ください。
第9話『この素晴らしい店に祝福を!』
ある日カズマが街を歩く中、知り合いの冒険者達に誘われて入ってみた店は、なんとサキュバス達が運営する店!
契約は、ほんの少しの生気を提供する事で、思いのままの夢を見せてくれるという。
ただし、夢を見るには酒を飲まない事とすすめられた。
駄女神達に悩まされる日々にうんざりしていたカズマは考えた末、契約書にサインをした。
しかし、その日の晩に限って新居祝いの宴。高級な酒と豪華なカニ鍋というご馳走。
どうしても夢をみたいカズマは酒を飲む事を拒み、宴の席を後にして風呂場へ行き、温かい湯に浸かりながらそのまま眠りに就いてしまう。
そこへ現れたのは、裸のダクネス!?
実はサキュバスが見せてくれる夢は『女性に夜這いをかけられる』といった、実にふしだらな夢であった。
相手女性の具体的なイメージをサキュバスに告げなかったためか、ダクネスが現れた。
ならいっそと思いダクネスに背中を流してもらい、その勢いで身体合わせを命令。
震えるダクネスは逆らえず、言われるままにタオルを捨て、自分の胸をカズマの背中に近づけようとしたその時であった。
なんとアクアの張った結界に、若い新人サキュバス(上述のロリーサ)が引っ掛かった。
駆けつけたカズマは状況をまとめ直すと、これは全て夢ではなく現実だった事を理解した。
自分がサキュバスを招き入れた事、行き違いでダクネス本人にさせた風呂場での出来事。
この状況を打破するために、新人サキュバスを逃げ帰す事にした。
アクア達には、カズマがサキュバスに誘惑され操られていると思ったままで終わり、何とか成功した。
翌朝、ダクネスは昨日の夜の事を問いただしてきた。
しかしながらカズマも、風呂場には『使用中』の札をかけていたという。
どうやらダクネスが入って来たのは、酒に酔っていたせいで札を見逃してしまったためだった様である。
機動要塞デストロイヤー襲来の緊急警報で、物語は終わる。