概要
リ・エスティーゼ王国とバハルス帝国の国土を隔てている、境界線である山脈。
南にはハムスケの縄張りがあったトブの大森林が広がり、山脈北部には“霜の竜(フロスト・ドラゴン)”や“霜の巨人(フロスト・ジャイアント)”が生息し、覇権を争っている。
また、この山脈には膨大で多様な鉱床が眠っており、険しい山をくり貫いて地中に築かれた山小人(ドワーフ)の国と、鉱石を食する事で強い個体に成長する亜人の土掘獣人(クアゴア)氏族とが、希少な鉱石を奪い合っている。
地下資源
- アダマンタイト
ドワーフ達が知る範囲では、最高級の金属。
- 熱鉱石
ミスリル以上の金属で、衝撃を加えると強い熱が発生する特性がある。
この鉱石は地下で暮らしているために、空気を汚す石炭や薪を使えないドワーフ達にとって必要不可欠であり、製鉄所や鍛冶場でも大量に使われている。
- 白鉄鋼(ホワイトアイアン)
詳細不明。ゴンドが初登場時に採掘していた。
- ヌラン
クアゴアが塗料に使用している鉱石。毛皮に二本の線を描き、『勇気ある者の証』としている。