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データ

レベル完全体
種族魔獣
タイプウィルス
必殺技トリニティゴスペル アシッドインジェクション

概要

ウィルス種デジモンのデジコアが好物という獰猛な完全体の魔獣型デジモン。顔をマンモンのような仮面で覆い、掌には悍ましい口、そして三つのサソリの尾を持つ。その悪魔的ともいえるウィルスへの執着に目を付けられ、天使系デジモンに使役されている。知性や理性といったものはなく、他者のデータを貪り喰らうことだけが、ただ一つの存在理由である。

ガーゴモンから天使型デジモンに使役されるという設定が引き継がれ、彼らの上位種としてデザインされた。設定画には3対の目を持つ素顔が描かれた。

ネームモデルはアジアの伝承に登場するモンスターの一種「マンティコア」から来ている。

必殺技

トリニティ ゴスペル

3つの口から放つエネルギー弾。

アシッド インジェクション

尻尾で敵を突き刺し、強酸を流し込んでじわじわと苦しめる。

作品での活躍

デジモンゴーストゲーム

「グルルルル…」

CV: 高塚正也

第35話に登場。

デジモンアニメシリーズでは、今作が初登場となる。

一夜町にて100年に一度現れる『人狼(ヒトオオカミ)』として恐れられており、マンティコアモンの尻尾に傷つけられた者は傷をつけられた部分が毒により紫色に変色してしまう。

人狼の祟りを終わらせるには「月夜野の娘」を生贄に捧げるしかないという。

ネットの噂の調査のために瑠璃の親戚がいる一夜町に連れて来られた清司郎は、特に人狼の伝説に詳しいという"サチ婆さん"に話を聞くことに。

そして瑠璃が「月夜野の娘」の娘で生贄にならなければならないと告げられる。

瑠璃は最初は全く信じなかったが、そばに宙たちがいたにもかかわらず自分だけ謎の遠吠えを聞き、武士達の放つ多数の矢に自分が討たれる幻覚が見えたことで、生贄のふりをして人狼の正体を探る手に出る。

12時の夜、祠にてその正体を現し、生贄にやって来た瑠璃たちに襲い掛かる。

『アシッドインジェクション』による強力な毒と高いパワーで3体を追い詰めるが、伝説を騙り人間を無差別に襲っていたことに対する瑠璃の怒りとジンバーアンゴラモンの瑠璃を守りたいという想いが呼応し、ジンバーアンゴラモンがラモールモンに超進化を果たす。

マンティコアモンはパワー勝負に出てゼロ距離で『トリニティゴスペル』を放とうとするが、パワーはラモールモンの方が上であり『トリニティゴスペル』を口の中で暴発させられた直後に『禍災爪』でめった切りにされ完全に戦意喪失したところに、マンティコアモンを使役しているダルクモンが止めに入る。

連れ戻しにきたダルクモンによれば、実は町の人狼伝説のデータを喰らってしまったことで自身を人狼と思い込むようになってしまったという。

事件後はデータの削除を試みるとダルクモンにより連れ戻された。

その関係は人狼かつ使役と言うより、飼い主と飼い犬に近い。

…と、ここまで見ると毎回のようなデジモンによるホログラム・ゴースト事件に見えるが、今回ばかりはそうもいかない。そもこの「人狼伝説」は600年前から一夜町に言い伝えられている話で、マンティコアモンはそのデータを喰らって自分が人狼と思い込んでいたに過ぎない。

当然、そんな時代にネットが存在している訳もなく、アンゴラモンも最初は「今回はデジモンは関係無いんじゃないかな?」と推測していた。

そして

───一夜町を去る瑠璃は、何かの遠吠えを一人だけ聞く。

そして生贄に向かう際にサチ婆さんから聞かされたこんな話を思い出す。

600年程前のことじゃ…ヒトオオカミは人を守り、人はヒトオオカミを支え、共に生きていた頃

ヒトオオカミと月夜野姫が恋に落ちた

しかし、守り手とはいえやはりヒトオオカミ。人々は許さんかった

姫を取り戻すためすぐさま追っ手がかけられたが、

不運にももののふの矢が姫に当たり、月夜野姫は息絶えてしもうた

ヒトオオカミの怒りは天を揺るがし、悲しみは雨となったという…

もしかすれば、人狼自体は本当にいるのかも知れない…

進化ルート

プットモンキュピモンルーチェモンミミックモンマンティコアモン

関連タグ

デジタルモンスター デジモン

完全体

マンティコア

ワーガルルモン:デジモンで人狼/狼男といえば…。

ガーゴモン:進化元? ※元はマンティコアモンの単独記事はなく、ガーゴモンの項目に関連種として詳細が書かれている。