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ユウナレスカの編集履歴

2022-07-26 18:47:42 バージョン

ユウナレスカ

ゆうなれすか

ユウナレスカ(Yunalesca)とは、『ファイナルファンタジー10』の登場キャラクター。

すべての悲しみを忘れるのです


CV:小柳洋子

概要

1000年前のザナルカンドの指導者エボン=ジュの娘にして、究極召喚獣となった夫ゼイオンと共にスピラの歴史上初めて『シン』を倒した伝説の召喚士である。その後も死人としてスピラにとどまり、修行の旅を終えザナルカンドに辿り着いた召喚士に究極召喚を授けることを繰り返している。


その後『シン』を倒した「大召喚士」と同枠には数えられず、神格化されたそのものに近い存在として、スピラの民から特別に崇められている。ユウナの名前も彼女に由来している。


今でも見た目は生前の美しい女性のままだが、死亡時の年齢は20代後半。身長173cm。


ネタバレ


※以下はFF10の重大なネタバレを含みます!


































彼女との会話で判明することだが、彼女が授ける「究極召喚」とは「召喚士と絆で結ばれたガードを究極召喚獣に変異させる」というものであったが、究極召喚で『シン』を倒しても内部にいる本体エボン=ジュが究極召喚に憑依し新たな『シン』に作り変えてしまう、つまり究極召喚で『シン』を倒すことは絶対にできないのだった。


ユウナレスカはこのことを知っていたが、「まやかしの希望」を人々に与えるため民衆には黙っていた。何より彼女自身「『シン』は絶対に倒せない」と絶望に囚われてしまっていたからである。


本編の10年前、師匠ブラスカが親友ジェクトを祈り子にして究極召喚を発動したことでその事実を知った若き日のアーロンが復讐に来たが、アーロンはなすすべもなく返り討ちで致命傷を負い敗走している。彼の顔に残る傷はこの時についたものである。


ユウナレスカは、『シン』という永遠に消せない哀しみを「まやかしの希望」によって和らげることこそが最善で、覆せない哀しみが存在する以上は「死」こそが安らぎで希望を持ったまま死ねることこそ尊いとする立場をとり、これを否定する者は徹底排除しようとする独善的な行動原理を持つ。このように悲観的に歪んだまま長い年月を経たためか、身体は既に魔物に近い存在に成り果てている。


本編では、終盤ザナルカンドのエボンドーム最奥部にて、ユウナ一行に究極召喚がどうやってなされるのかを告げ、ティーダに否定されたことで一行の前に立ちはだかり戦闘となる。

敗北後はスピラが悲しみの螺旋へと落ちていくのを嘆き、夫に詫びながら消滅していった。


人々に希望を与える「究極召喚」は、彼女自身をこの世に繋ぎ止めるための「まやかしの希望」でもあったのかもしれない。


比較的難易度の低い本作のバトルでは、シーモア・終異体と並ぶ強敵&トラウマボスであり、エロからグロへ変化するインパクトも相まって、印象の強いボスの一人である。


続編『ファイナルファンタジーX-2』ではアンダーベベル・第80層でその姿を見ることができるが、前作の第2形態以降の姿を意識してか大蛇型の魔物となって襲いかかってくる。ゼイオンと共に世界を救ったはずの彼女だが、何一つ変えられないまやかしの希望しか与えられず、その行動をティーダたちに批判された果てに倒され、最終的に理性なき魔物となってしまうという、単純に倒されただけよりも残酷な結末を迎えてしまうこととなった。


戦闘

第一形態

ユウナレスカ

普通のユウナレスカである。この時点ではまだエロい。普通に戦っても簡単に勝てる。


第二形態

センシティブな作品

ユウナレスカを引っこ抜いたら髪の毛が化け物だった、みたいな感じ。もうここら辺で神話のスキュラの様な異形の片鱗が見える。ゾンビ系や毒といったバステ誘発の技や魔法を多用してくる。回復係がいないと多少大変になるが、ゾンビ被害者は絶対に残すべし。なぜなら・・・・



第三形態

残念原画:ユウナレスカ第3形態

こいつがいるからである。


第二形態の時点からグロの片鱗を見せてはいたが、その正体は多くのプレイヤーの予想を大きく上回る醜悪な魔物だった。

血色不良な巨大な顔面が毛髪に付着したユウナレスカの女体を引きずり回しながら、蛇のような牙をむき出しにして舌なめずりする…という凄まじいグロっぷり。

見た目のおぞましさも相当だが、バトル面でもかなりの高体力と凶悪な行動パターンを多数持つ、本作シナリオ攻略における屈指の超難敵。


中でも特に恐ろしいのがしょっぱなに放つ「オーバーデス」で、生きているキャラクターには100%命中の即死攻撃という凶悪な効果で、エフェクトも食らった者は魂を吸い取られて砕かれる…と、効果も演出もえげつない。

多くの初見プレイヤーはしっかりゾンビを治しながらこの形態を迎え、わけもわからぬまま一瞬で全滅させられ唖然とした。

「オーバーデス」を逃れる方法は「ゾンビ状態である」事のみ。「DEATH」を「OVER」している者でなければこの攻撃には耐えられないのである。複数回発動するため、最初回避したからと言って万能薬を使って治すのは逆効果となる。

しかしゾンビを放置したらしたで今度はこちらに向けて全体化ケアルガとリジェネを放って体力を奪いに来る上、さらにこちらを高頻度で混乱状態にしてくるため立て直しも難しくなる。

「味方に混乱耐性をつける」ことと、「ゾンビになった味方を治さずリフレク状態にしておくorゾンビ耐性+即死耐性をつけておく」などの対策が有効だが、いずれもザナルカンド遺跡の最深部ですぐに調達するのは簡単ではない。


このように見た目のグロさと、それまでのボスとは一線を画す強さと対策の困難さを併せ持った、ストーリー上で与えられたポジションにも見劣りしない難敵で、当時小中学生だったプレイヤーのトラウマの一つとして名高いボスである。


ちなみに、神格化されるほど聖なる存在であったはずなのに戦闘では「死をあやつるもの 聖なる力に弱い」と表示される。


続編ファイナルファンタジーX-2では、理性なき魔物と化してアンダーベベル・第80層にてユウナたちの前に立ち塞がる。


上述の通り第一形態はきわどい外見ではあるのだが、ユウナレスカの登場機会自体が対峙する1回のみで、女性形態でいる時間はなお短く、何よりグロ形態のインパクトがあまりに強すぎて「ユウナレスカ=グロ」というイメージが拭えないなどの要因のためか、R18絵率は低い


関連タグ

ファイナルファンタジー10 ゼイオン

みんなのトラウマ ゲームにおけるみんなのトラウマ一覧

独善 エゴイスト

バルバリシア:水着を思わせる衣装を着た長い髪の女性と類似点がある。

メリュジーヌ:同じくセクシー要素のある女性型の魔物。こちらは蛇を従えている。

チャダルヌーク:こちらもセクシーな女性だが「チャダルヌーク」は悪霊の名前であり女性の姿は別物。美醜という二つの姿を持つ点が共通。

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