「死は甘い香り。ありとあらゆる苦しみを優しくぬぐい去り……いやす」
「ならば……すべての命が滅びれば、すべての苦痛も……また、いえる」
概要
「シーモア=グアド」とは「ファイナルファンタジー10」の登場人物。かなりのイケボ。
作中では主に「シーモア」と表記されるが、一部のプレイヤーからはモアシーと呼ばれている。決してもやしではない。
グアド族と人間のハーフで、その血統のためかデビルマンの頭部のような奇妙な髪型をしており、ゲームサイトでは『奇妙な髪型のゲームキャラクター』の一例としてガイルや三島平八などと共に選ばれていた。
父であるジスカル=グアドの後を継ぐ形で、若干28歳でエボン四老師の一人に上り詰め、グアド族の族長も務めている。
有能な召喚士で様々な攻撃魔法の扱いに長け、自身の戦闘能力も非常に高い。
物腰柔らかな青年で、作中では登場するなりユウナに怪しげな視線を向け、その後も何かとユウナを気遣うような場面が続き、ティーダは嫉妬交じりに「えっらそうなヤツ」と毒づいてワッカに「ほんとにえらいんだよ」と注意されていた。
ミヘン・セッションでは「エボンの教え」に背く機械兵器の使用を黙認する柔軟な姿勢を見せ、ティーダでさえ「初めて見たときからシーモアは好きじゃなかった」と前置きしつつ「シーモアのほうがいいこと言ってる」と認めざるを得なかった。
逆にワッカはこの出来事のせいで後に「シーモア老師のことはあまり好きじゃなかった」「気に入らねえと思ってた」と手の平を返している。
ユウナ、ワッカ、ルールーと言ったエボン教を信じていた面々からは全幅の信頼を置かれていたが、逆にスピラに来たばかりのティーダ、長年ユウナを見守ってきたキマリ、エボン教の実態をほぼ把握していたアーロンなどからは不信感や不快感の方が強かった。
シンのコケラ・ギイ戦では一時的に操作キャラに加わり、ユウナ、アーロンとの固定メンバーで戦う。
この時点にしては性能の高い黒魔法や白魔法をバランス良く覚えている。
オーバードライブ技は「レクイエム」で、この戦闘中でしか見ることができない。
この技の演出は次作『ファイナルファンタジーX-2』において、敵の技である「真夜中の叫び」に使い回されている。
シンのコケラを倒した後はシーモアにも経験値のAPが入る他、アイテムを使うモーションも途中まであるため、当初は一時加入が想定されていたが、残念ながら没案となっている。
グアド族の村「グアドサラム」にあるシーモアの実家にて唐突にユウナに求婚、ユウナ一行とプレイヤーを大いに困惑させた。
さらに父であるジスカルを暗殺していたことが発覚、その罪を咎められるとユウナ一行を亡き者にしようと襲い掛かってくる。
図らずも正当防衛という形でシーモアを殺害してしまったユウナ一行は執事のトワメルによって反逆者に認定され、グアド族やエボン教と敵対することになる。
物語中に於けるターニングポイントの役割も担っていたと言える。
その本性
先代族長のジスカルはグアド族と人との交流を深めるため、人間の女性と結婚して息子シーモアを授かった。
しかし、排他的なグアド族はシーモアとその母を迫害して僻地に追いやってしまう。
唯一の味方だった母は死期を悟って召喚獣アニマの祈り子となった。
これを機にシーモアは自分を取り巻く「スピラという世界そのもの」を憎むようになり、スピラを破壊へと導くことを決意。
手始めに先代族長であり老師でもあった父を暗殺、族長と老師の立場に就き暗躍する。
その最終目標は、自らが『シン』になることである。
グアド族やエボン教にはシーモアの暗躍を知った上でを支持する者たちも何人か登場しているが、彼らがシーモアの本性をどこまで理解していたかは不明。
「父を憎悪する」「幻光虫が関係した存在」という部分はティーダ、「異種族とのハーフで僻地にて過ごす」という境遇はユウナと似ている。
また、シーモアはスピラの崩壊を目論んだが、ティーダは逆に夢のザナルカンドを消し去っている。
恋敵として
早い段階からユウナにアプローチを仕掛けており、ティーダを焦らせている。
ユウナに求婚したのは「究極召喚の真実」を知った上で祈り子となり、自らが『シン』になるための布石でしかないはずなのだが、それ以上の感情をユウナに求めている側面もあり、一度斃されて死人になってからは狂気的に付け狙うストーカーと化していた。
アルティマニアによれば「死人になったことでユウナに対する想いが暴走したのではないか」と記されている。
挙句の果てには強引にユウナとの結婚式を執り行い、助けに来たティーダ達の目の前で 見せつけるようにファーストキスを奪う 。
この時ユウナは拳を握りしめて必死に耐え、解放された途端に心底嫌そうに口を拭っている。
エンディングの「いなくなってしまった人たちのこと~」の場面では様々なムービーシーンを一瞬振り返る中でシーモアとのキスが写った直後、対比するように世界一ピュアなキスに切り替わる。
敵対者として
彼とは合計4回も戦闘を交えることになるが、何度死に至らしめてもしぶとく異界送りを逃れ、遭う度に人間離れした様子を見せ、果てはラストダンジョンにまで出てきて「しつこい」と思ったプレーヤーも少なくない。
3回目までは一部のキャラに「話す」というトリガーコマンドがあり、シーモアに話すことで一部のステータスを一時的に上昇させることが可能。ティーダは2回目まで、ワッカは1回目のみ、アーロンは2回目のみ、キマリは3回目のみ、ユウナのみ3回ともトリガーコマンドがある。
死人になった後、ベベルでの戦いでキマリの槍で胸を貫かれるが平然としているなど人間離れした要素を見せている。しかも直後に怒りに駆られ、配下たちを吸収して《異体》……怪物の姿へと変貌する。
ガガゼト山での戦いではロンゾ族を手に掛けており、同じように吸収したのかより凶悪な《終異体》となる。
名前は死人から連想する「遺体」とかけているのだろうか?
また、これらの戦闘では「一撃の慈悲」という、文字通り召喚獣を一撃で葬る技を使用する。
究極召喚が持つ幻光虫を分解する能力の応用だろうか?
終異体を倒すと、ティーダが瀕死モーションで「もう邪魔すんなよ!」と言うが、その後『シン』の身体の一部として同化し、ラストダンジョンで《最終異体》として登場する。本当にしつこいし、ティーダからも「しつっこい野郎だな」と言われる。
因みにこのラストダンジョンである『シン』の体内へ突入する際にも存在を確認出来る。ティーダとユウナはシーモアの姿を通過した直後に後ろへ振り向いている。
ボスとしては主に多彩な攻撃魔法と補助魔法を主体に戦う。
マカラーニャ寺院での初戦、ベベル宮でのシーモア:異体、ガガゼト山・山頂でのシーモア:終異体、シンの体内でのシーモア:最終異体とそれぞれ名義が分かれている。
この中では終異体が最も初見殺しな性能をしており全形態の中でも一番苦戦したプレイヤーも多いだろう。
最終異体との戦い前にアニマを入手して召喚すると「全てが私をこばむか…それもよかろう」と祈り子がかつて自らを支えてくれていた母であるためか、悲しいとも切ないとも取れる特殊なセリフを発する。
最期は『シン』の体内での戦いで敗れた後ユウナに異界送りされてようやく物語から退場。
この時、当初は一般人代表的な立場でシーモアを信用しきっていたワッカにすら「今だ、異界に送っちまえ!」などと吐き捨てられていた。
2023年に封切りされた新作歌舞伎版では過去が掘り下げられ、ジェクト-ティーダとブラスカ-ユウナの親子関係と対になる存在として、父との確執や母が祈り子の道を選んだ理由、父の暗殺に至る経緯が詳しく補完されている。
ちなみにシーモア・最終異体戦のBGM「シーモアバトル」は人気の高い曲。ディシディアではシークレットBGMとして選ばれた。
しかし、彼は十分に悪役としての貫禄があるにもかかわらず未だ参戦を果たしていない※。そのため、彼の参戦を望むプレイヤーは多い。
※ オペラオムニアには参戦している。原作からかなりの年月が経っているため声の演技も大分変っている。
戦闘
ストーリーの序盤から終盤を通して全4回戦うこととなる。いずれもお供がついている。
- シーモア
初対決。マカラーニャ寺院で戦闘となる。HPは6000。
お供にグアド・ガードを従えており補助をさせつつ自身はラ系の攻撃魔法を仕掛けて来る。シーモアはラ系の魔法しか使って来ない上に完全ローテーションのため対策は容易。
しかしグアド・ガードが混乱の状態異常を仕掛けて来たり、オートポーションやハイポーションでの回復を担うため思うように戦えない。しかもシーモアに対する攻撃を「かばう」ため非常に鬱陶しい。
ポーション対策は「ぬすむ」に成功すれば使用を封じることができる。
ある程度シーモアにダメージを与えると召喚獣アニマを召喚して連戦となる(グアド・ガードが生き残っている場合は入れ替わるように消滅する)。
ぶっちゃけこの後連戦となるアニマより手強い。
この時点ではかなりレベルを上げておかないと難しいが、魔法を反射させるリフレクを覚えていると、本作のリフレクが解除しない限り永続する仕様もあってとても楽になる。ただし、いくらこちらのステータスを強化していてもアニマを召喚する前に倒すことは不可能(9999しても1で残る)。
アニマは即死効果のある「ペイン」を行うため、この即死を無効化するユウナの召喚獣に頼らないと大変なことになる。大抵は交感を済ませた直後の「????」の出番になるだろう。
アニマを倒した後は魔力が上昇している上に魔法は2回連続で使うため、こちらも魔法や防具で防いでおきたい。
なお、シーモアに「ぬすむ」を行うと稀にエリクサーが手に入る。この時点ではかなり貴重な全回復アイテムであり、更にアニマ召喚後は「ぬすむ」の成功率がリセットされるため、余裕があれば手に入れておきたい。
- シーモア異体
二回目の対決。ユウナ救出後、聖宮ベベルから脱出する直前に戦うこととなる。最初の戦いから結構間を置いてから登場。HPは36000あり、お供に幻光異体がいる。
シーモア自身は相変わらず魔法中心の攻撃を仕掛けて来る。ただしこの戦いから召喚獣を一撃死させる「一撃の慈悲」を使用するため注意。また、単体を石化させる魔法の「ブレイク」や威力が高い無属性魔法の「フレア」も使ってくる。
お供の戦闘能力は大したことないが、石化状態のキャラを攻撃し、高確率で破壊して戦闘から強制退場させる「砕きの爪」を使用してくる。この石化を破壊する現象は石化破壊と言われ、HP0で発生する戦闘不能と異なり復活させられないため、即座に石化を治療するなり防具や魔法で防いでおきたい。
お供はデスペルの効果がある全体攻撃「デスペラード」を使用する他、初級魔法を全体化して放つこともある。
お供を倒してもすぐに復活するが、その際にシーモアからHPを吸収するため本体へのダメージにもなる。これを利用してオーバーキルを狙うことも可能。
シーモアの形態の中では弱い方なので然程苦戦することなく勝てるだろう。それどころかティーダが覚える挑発が効いてしまう。
そのためティーダが挑発してシーモアの行動をひきつけ、ユウナがティーダにリフレクをかければ、シーモアの使う魔法は一切通用しなくなるというポンコツになってしまう。FFシリーズではよくある「対策すれば非常に楽になる」例の一種だろう。毒も効くため、幻光異体からの攻撃を適宜回復すれば簡単に自滅してくれる。
なお、このシーモアに「ぬすむ」を行うと「テトラエレメンタル」というアイテムが手に入る。入手手段が非常に少ない珍しいアイテムなので、上記の手段で無力化させていくつか手に入れてみるのも良い。
- シーモア終異体
3回目の戦い。いわゆるみんなのトラウマ。ガガゼト山の中腹で戦うこととなる。お供には幻光祈機がいる。HPは70000と、かなり高め。
2回目のシーモア異体と幻光異体との行動では上手く噛み合わないことがあったが、こちらは基本的にシーモアが行動してから幻光祈機が行動するという連携が崩れず、ほぼ常に交互の関係で攻撃してくる。ただしシーモアの現HPによって双方の行動パターンが変動する他、シーモアと幻光祈機の行動の間に割り込むことも出来なくはない。
意外にも沈黙と毒が有効なので、黒魔法の「バイオ」や技の「サイレスバスター」を絡めると楽になる。
前半(HP70000~35000)は「滅びのヤリ」でゾンビ状態(100%)にし、幻光祈機が「アレイズ」を掛けて来る。本作のゾンビはFF5や6と違って行動不能+全滅の要素にはならないが、幻光祈機がゾンビ状態のキャラにアレイズを使用して戦闘不能にしてくるため、味方がゾンビにされたら即治療しよう。この行動を2回取るとシーモアが「デスペル(全体)」を使用し、幻光祈機が「死刃の交撃(全体攻撃、行動を遅らせる強ディレイのデバフ)」を仕掛けて来る。
幻光祈機の攻撃はデスペルがトリガーとなっているため、「幻光祈機がアレイズを2回使ったらサイレスバスターでシーモアを攻撃して沈黙状態にする」。これで1ターンのみだが確実にデスペルを封印し、幻光祈機の攻撃も防ぐことが出来る。
後半からは魔法攻撃を仕掛けて来るので「シェル」などで防御力を上げておくとよい。
後半(HP34999~0)からは、シーモアが自身に「リフレク」を掛けて「フレア」を反射させて攻撃してくる。一方、幻光祈機の方はひたすらに「幻光祈機 必殺魔法準備OK」⇒「完全なる破壊(全体魔法攻撃)」を繰り返して来る。この技は対策なしで喰らうと全体に4500ほどのダメージを与えて来るため凶悪な初見殺しとなっている。
幸いにもシーモアも幻光祈機も魔法攻撃しかしてこないので、味方に「シェル」や「集中」を掛けておこう。また、リフレクを掛けたシーモアに「デスペル」を掛ければ、リフレク反射を無効化できる。しかもフレアを自身に放って自傷し、「反射できなかった」というメッセージまで見られる。
幻光祈機は前回と同じく不死身であり、倒されるとシーモアからHPを吸収して復活する。
召喚獣も「一撃の慈悲」で倒されるため、召喚獣でゴリ押しして来たプレイヤーにはかなりキツい戦いとなる。
更にこの後で戦うコイツもかなりのトラウマである……。
余談だがこの時に流れるBGM「挑戦」は、シーモアが最初に仲間として参加した時のものと同じである。それがトラウマレベルの強さを見せつけて来るのだから色んな意味で印象に残るボスBGMだろう。ユウナレスカ戦でも挑戦は流れるため、トラウマとしての印象はより残りやすい。
ちなみに「滅びのヤリ」は上述のオペラオムニアでもシーモアが使用する。
- シーモア最終異体
最後の戦い。ラストダンジョンである『シン』の体内の中盤「なげきの園」で戦うこととなる。HPは80000。
お供には幻光天極を引き連れている。
シーモアの行動パターンは幻光天極の表示によって異なり、それに応じたラ系ガ系の魔法攻撃を仕掛けて来る。また弱点属性や吸収属性も変化する。
こちらから幻光天極を攻撃することである程度行動パターンの変化を調整できる。
今まで違うところは、攻撃はすべて魔法であり、「一撃の慈悲」を使用しなくなっているところ。
ここまで来ると隠し要素の攻略が可能となっており、最強武器を手に入れた状態なら一撃で倒せてしまう。最強武器を手に入れていなくても魔法攻撃の対策を怠りさえしなければ難なく倒せる。
素の状態では物理防御と魔法防御が非常に高いためダメージを与えにくいが、よりにもよって物理防御を0にするアーマーブレイクと魔法防御を0にするメンタルブレイクが効いてしまう。また、最強武器による通常攻撃なら、強化段階に関わらずその高い物理防御を無視出来てしまう。耐性がガバガバなのは最後まで変わらなかったようだ。
ただし、全体デスペル使用後の黒魔法「アルテマ」はシェルでダメージを軽減出来ないという独自の強さがあるので、正攻法で戦う場合は召喚獣に身代わりになってもらうケースもあり得る。また、アルテマを使用する際は「光なき世界へ」という専用のセリフも用意されている。
活躍のまとめ
「どうか、そんなに緊張なさらずに。ふだんの言葉でどうぞ」
当初は味方として振舞っていたが、ユウナに目を付けてから少しずつ本性を露わにしていく。
ユウナが持っていたスフィアの映像からシーモアの悪事が露見し、マカラーニャ寺院にて主人公らと対峙。
その戦いで敗死するも死人として復活を果たす。
以後は本性を隠そうともせず暴走する悪意のまま主人公たちの前に立ち塞がる。
手始めにアルベドホームに連れて行かれたユウナを拉致するべく機械兵器を持ち出して配下たちに襲撃させる。
これによりワッカに対して教えの現実を知らしめることとなった。
そしてユウナを手元に置き、聖宮ベベルにて結婚式を執り行う。ユウナもシーモアを異界送りにするため甘んじて受け入れたのだが……
「死の力をもってスピラを救う。そのために、あなたの命と力を借りて、私は新たな『シン』となり……スピラを滅ぼし、そして救う」
その後、ティーダたちを捕らえるも脱走され、ベベルから逃げようとする一行の前に立ちふさがる。
謀略に明け暮れていたキノックの死体を見せつけ「死はすべての救い。思い悩むことのない永遠の安息」という持論を語る。
改めてユウナに誘いを掛けるが拒否され、一行との戦闘でダメージを受け取り逃してしまう。
ガガゼトにて追い付き三度目の戦いを繰り広げる。
なお、この直前に足止めを担ったキマリの同胞たちを虐殺している。
ここで戦う終異体は恐ろしい強さを持っており、多くのプレイヤーにトラウマを植え付けた。
この戦いで遂に消滅・昇天したのだが……
「私は『シン』の一部となり、不滅の『シン』と、ともにゆく。永遠にな」
「感謝するがいい。私はおまえの父親を守ってやるのだ」
「おまえのほしがる救いや希望はスピラのどこにもありはしない! 永遠の安息を受け入れるがいい!!」
たまたま上空を飛んでいた『シン』によって取り込まれていた。
当初の予定とは違った形になったが『シン』の一部になれたため前向きに「いずれ内側から支配してやろう」と語る。
そして『シン』の体内に乗り込んで来た主人公らを倒すべく最終異体となり、今度こそ最後の戦いを繰り広げる。
戦いの末に膝を突き、「ばかな……」と驚愕を露わにする彼の隙を突いたユウナによって異界へと送られた。
「私を消すのは、やはりあなたか。私を消しても……スピラの悲しみは消えはしない」
その後
FF10-2のリメイク版以降に隠しキャラクターとして登場。闘技場にて倒すと仲間にできるが操作はできず(クリーチャー扱いのため)、ストーリーにも登場しない。ただし、10で没になったモーションはここで採用されている。
ただしグアド族を復興させる結末になった場合に手に入る「バラライのスフィア」の映像に登場。
そこでグアドサラムでユウナと面会する前にキノックに捨てられたバラライを匿っていたことが明らかになっている。匿った理由はユウナと同様に「使い道はあった」とのことだが、バラライはその事実を知らなかった。なお、この頃からキノックとは既に権力争いに明け暮れていた模様。
シーモアの死後、彼のやらかしが露見したのかグアド族は衰退してしまう。執事のトワメルも無礼をお詫びしてはくれるが、ストーリーの進行によってはロンゾ族からの恨みで殺されてしまう可能性もある。
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シーモアバトル各種