概要
特撮テレビ番組『TAROMAN 岡本太郎式特撮活劇』に登場する防衛チーム。正式な名称は「地球防衛軍」。
サントリーのノベルティグッズとして岡本太郎がデザインした「顔のグラス」にあしらわれた顔のひとつ(白い顔の方)をモチーフにしたシンボルマークを持つ。
富士山麓に極東基地が存在し、レギュラーの面々はそこに所属している。なお、彼らはあくまで極東基地の一部隊なようで、上層部の存在も言及されている。
怪生物「奇獣」が出現するようになった後、タローマンとともに奇獣の脅威に立ち向かっていく。
……とはいえ、タローマンと連携や協調が取れているわけではなく、必殺技の巻き添えを受けたり、墜落するところを助けられたと思ったらパトロール機ごと投げ捨てられたり、風が吹けば桶屋が儲かる的に基地に河童星人の円盤が落下してきたりと、タローマンのでたらめさに振り回されている。
後半では、タローマン出現後はその活躍を傍観することが多くなり、救助すべき民間人がタローマンによって宇宙に連れ去られるのを「心配した我々をバカにして、いい気味だ」と笑って見送ったり、基地内で暇をもて余したりといったモラルブレイクも散見されるようになった。
そして最終話では……。
隊員
※隊長とマミ隊員以外の役名は、本編作中では言及されていない。
- 隊長(演:森野忠晋)
- マミ隊員(演:小笠原皆香)
- おじさん隊員(演:べーやん)
- 青年隊員(演:伊達要希)
- 少年隊員(演:北村直大)
装備
- 光線銃(仮称)
地上戦闘の際に使用される拳銃型の光線銃。リング型の光線を発射できる。
未来予知ができる未来を見たにはすべて回避され、奇獣としてもべらぼうに強力な太陽の塔には通じずに終わっており、その威力が判る機会には恵まれなかった。
- 地球防衛軍パトロール機
奇獣の調査・追跡やパトロールなどに用いられる飛行機。それなりに旧式であるらしく、速度は疾走する眼になんとか追い縋れる程度である。
最大4名が搭乗できる。また、作中では奇獣に対する攻撃は行っておらず、武装の有無は不明。
外観はどことなくピブリダーやエキゾスカウト、マリンゴンやマリンブルに似ている。
- 四次元翻訳マシン
ヘルメットに備え付けられた翻訳装置。初めて接触する宇宙人の言語であっても、自動的に日本語に翻訳・発話してくれる。
みつめあう愛の言葉を翻訳する最に用いられた。
余談
作中で明言されてはいないが、CBGは「Chikyu Bouei Gun」の略と思われる。
パトロール機のプロップ(撮影用模型)の胴体はペットボトルと紙コップを芯材としており、操縦桿はペイントローラーを流用している。
また、基地のプロップにはドライヤーやプラモデルのランナーが用いられている。
関連タグ
トキウム防衛隊:同時期に公開された特撮パロCM。