生存フラグさん
せいぞんふらぐさん
「立ったぞ」
概要
株式会社Plott製作のYouTubeアニメ「全力回避フラグちゃん!」の登場キャラクター。
本名は天使No.11。本当は良い(11)天使という意味から。誕生日は、12月1日。身長は155cm。巨乳。折り紙が得意。
モブ男が彼女のことを「生存フラグさん」と呼んでいる事から、pixivやSNS上では「生存フラグさん」タグが主流として用いられている。
キャラクター
ウェーブがかった銀髪でグラマラスな体型をした美女。
全身を包帯を纏わせた格好をしている。一見するとはいてないように見えるが、包帯の下には同色のパンツらしきものを穿いている(『村人Aが主人公を倒してしまうとどうなるのか...』で描写)。
上記の通り巨乳だが、自身はあまり気に入っていないようで、「こんなの脂肪のかたまり」と発言していた。これはフラグちゃん巨乳回で明かされた。
一人称が「わし(ワシ)」で語尾に「~じゃ」と古風な喋り方をする。後述の特徴通り口調も含めてフラグちゃんとはあらゆる点で対になっている。
猫好きで、猫科のトラがモブ男によって狭い檻に入れられたときは、そのことがモブ男の死亡フラグになろうが檻から出していた。(モブ男の自業自得だが)
Plott界でもトップクラスと思われるほどドSで、助けた相手に高額な請求書を付けつけたり、倒れているモブ男を踏みつけている。またよく暴言を吐き、特に神様やモブ男にはひどい言葉を言っている。
ただこの暴力キャラぶりは段々と薄れて来ており、睨んで威圧する程度のものになった。
というのも、これらはテレ隠しのためにやってしまうだけで本心では優しい天使になりたいと思い悩んでいるため。
幽霊などが苦手で、幽霊によって気を失うこともあった。
モブ男への好感度は80である。また、酒を飲む回で、モブ男を気になっていることがわかり、本人曰く「うざったいが、彼といると悪い気がしない」らしい。しかし、なかなか素直になれなく、結局モブ男をいじめている。
真似や劇をする時は棒読みだったり、羽が弱点なところもある。
スペック
戦闘力は高くビルを破壊したり、武装した強盗の集団を全滅させられるほどである。
また、背中に生えている羽は収容可能であるため、天界では、基本的につけてない。
この羽は物体と干渉するので、全身包帯という格好は羽を出せるようにするため。
ストーリー編(ネタバレ注意)
- 3話
天界での修行する前の直近の成績は生存55回、死亡0回で、その成績だけを見ると天界でトップクラスの優秀な天使である。だが、生存55回のうち53回が自身のドSが原因で病院送りとなっているので天界に天使としての対応が悪すぎるとクレームが入っていた。その結果、神様によりモブ男のトレーニングシステムで人に優しくするトレーニングすることになった。
- 4話
- 5話
- 6話
ラノベ版(ネタバレ注意)
実質的な主人公として登場。人格面はストーリー編をモデルとしているがツンデレぶりがわかりやすくなっており、フラグちゃんを友人として思いやるなど心理描写が多く描かれている。また終盤ではモブ男に助けられて少なからず意識するなどサブヒロインとしての面も持つ。
イラストでは可愛らしい顔立ちとして描かれることが多く、微笑んだり恥ずかしがっている方の表情が多い。気まずさを誤魔化す時に折り紙を折る癖があり、休日には自室で体を鍛えている(これといった趣味もないぼっち)。オバケの類が大の苦手。
本当は優しい天使になりたいのに素直になれず、相手を痛めつけたり酷いことを言ったりしてしまうのに悩んでいる。そんな中、神様の計らいでフラグちゃんと競い合わされることに。そこでただのプログラムに過ぎないモブ男を思いやる『優しい死神』のフラグちゃんに興味を抱き、「どうすればキサマのように優しくなれる?」と質問する。その際に上記の悩みを話し、「助けた人間に感謝されるのが嫌い。人の命を守るのは当然なのに仕事をしただけで崇拝されるのにウンザリ(だから感謝されないように行動してしまう)」と語る。それを聞いたフラグちゃんには「人の命を助けるのが当然と考えること自体がとても優しいこと」と告げられる。
こういう経緯からフラグちゃんを友人として見るようになり、共に仮想世界での仕事で関わり合うこととなる。表向きはライバルとして見下すような発言をするが、実際は感謝しているのについそう言ってしまうだけ。気を使ってフラグちゃんを褒めるべく「死亡Tシャツが似合っている」と言おうとしたら「胸が全然ないから死亡の文字が歪まなくて似合っている」と言ってしまうなど褒めるセンスが絶望的にない(つまり気を遣おうとしても空回りしてしまう)。
中盤では恋愛フラグの策略によって恋の矢がモブ男と生存フラグに突き刺さったことで相思相愛のカップルになる(原作では未使用だった)。ここで生存フラグにヤンデレ属性が芽生え、モブ男を誰にも渡さないために脳みそを摘出してホルマリン漬けにしてしまった。この状態でもモブ男は生きており、ある意味「ヤンデレに愛されて永遠のものにされる」という生存フラグを立てている。
またモブ男が柴犬化したのに気づかず可愛がるなど動物好きな面も見せた。
モブ男のことは時折意外な男らしさを見せることから「死亡フラグが好意を抱くのもわかる」と少なからず意識しているが恋愛感情というほどではない。終盤では肝試しの際に怖がって逃げ出してしまい、転んで全身が泥だらけ、靴も無くしてしまうという散々な目に遭う。そこへモブ男が心配して駆け付け、負ぶってくれたことから不器用ながらも感謝を示す(モブ男にはいつも酷いことをしているので来てくれないと思っていたが見直している)。
最終話では、モブ男がバグによって自我があり、おぼろげながらもこれまでの記憶を持っていることが判明する。そこで神様は『バグを直してモブ男をただのクズにさせ記憶も消し去る』ことについて話し合いの場を作る。しかし死神No13は、モブ男に人格があるならフラグちゃんも感情移入して死亡フラグを回収しにくくなる、ということから反対だった。
フラグちゃんは「モブ男さんはもう一つの命だから消し去るのはどうかと思う」と反論するが、感情論だけではNo13を納得させることはできなかった。しかし生存フラグは「今のモブ男は人間と変わらない。だから限りなく人間に近い相手として練習ができる」とフラグちゃんを擁護。恋愛フラグもフラグちゃんの意見に賛成したことで3対1で可決となった。
関連動画
初登場回
ストーリー編(3話)
関連タグ
人造人間18号:クールでツンデレな戦闘力が高いキャラ繋がり。
ロゼッタ(スーパーマリオ):イメージカラーが水色で、彼女を含めた3人の中で最も高身長なクールビューティーヒロイン繋がり。
ベジータ:属している民族の中で超エリートかつツンデレでイメージカラーが青系統、しかも落ちこぼれのライバルまでいる。趣味がトレーニングなのも一緒。
Plottの関連キャラ
ヤマ(閻魔ちゃん)...主人公のライバル的な存在である事やツンデレな部分が共通点。