プロフィール
身長 | 約200㎝ |
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体重 | 約90㎏ |
出身 | グロッタの町 |
好きな食べ物 | ファイトいっぱつ |
宝物 | 孤児院の子供たちにもらったバンダナ |
好みのタイプ | 料理上手な人 |
座右の銘 | 一日一善 |
英語版名 | Vince |
CV | 杉田智和(DQ11S) |
概要
グロッタの町の孤児院を経営している神父にして、仮面武闘会の前年度チャンピオン。
どことなくリッカを連想させる赤いバンダナと、筋骨隆々な体格が特徴的な男性。
心優しくお人よしな性格で、自分を育ててくれた先代神父を敬愛しており彼のようにありたいと年下の孤児たちの世話をしている。
シナリオでは虹色の枝を得ようと武闘会に出演する主人公のパートナーとして共に戦う。
武器はツメで、戦い方も典型的な武闘家のそれだが、主人公がピンチに陥った際は薬草を使ってくれることもある。
しかし、ビビアン&サイデリアコンビのお色気攻撃に引っかかってしまう残念な一面もある。
蜘蛛の巣の意匠が描かれたビンに入った謎の液体を愛飲しており、試合に挑む際にはこれを飲み干すクセがある。
その際の台詞「試合前に こいつを飲むと 調子がいいんだ」は彼を代表する印象的なセリフとして有名である。
ネタバレ
主人公と共に武闘会を優勝まで勝ち上がるが、突如体調を崩して倒れ込んでしまい、更にその晩に行方が分からなくなってしまう。
実は、グロッタの町の地下に巣食う大蜘蛛の魔物「アラクラトロ」の手先であり、闘士たちを攫ってはアラクラトロに捧げ、「強者のエキス」(前述の謎の液体)を授けてもらっていた。
その理由は経営難に陥った孤児院および子供たちを救うためであり、誰にも相談できずひとりで悩みを抱え込んでいる際にアラクラトロの囁きに乗ってしまったのだという。
筋骨隆々な体格でありながら本来は聖職者であるためか闘士としては三流であり、優勝など夢のまた夢。それゆえ強者のエキスを用いてドーピングを行い、優勝を勝ち取っていたのである。
しかし、エキスの副作用で身体は蝕まれており、いずれ限界を迎えていたであろうことが示唆されている。
アラクラトロ戦後にはロウに諭され、更に孤児院の運営についても悪いようにはしないという言葉を聞き泣きながら心を改め、武闘会の授賞式ではエキスを使わない生身の彼と戦うことができる。
もっとも前述した通りもともとは三流闘士、ここでのエキシビションマッチでの彼の攻撃は必ずミスになるように設定されているためあっけなく敗れてしまうのであった…。
その後は闘士を引退し、孤児院で罪を償いながら人生をやり直すことを決意する。
魔物の誘いに乗り、他人を誘拐しその力を奪うなど、その所業は許されざるものであるが、もともとは子供たちを想っての行いであることや、人柄の良さもあり事件後も町人からは受け入れられている模様。
世界に異変が生じた後はグロッタの町を乗っ取った妖魔軍王ブギーに挑むため闘士たちやマルティナと共に立ち向かうが、失敗し魔物(アンクルホーン)の姿にされてしまう。
(DQ11Sではそのエピソードが追加シナリオとして描かれている)
しかし人を襲うような真似はせず、カジノで魔物(ハンフリーと同じくアンクルホーンの姿)になったガレムソンと取っ組み合いのケンカをしているだけであった。
過ぎ去りし時を求めた後には邪神ニズゼルファの力で復活したアラクラトロ・邪とアラクラトロに操られた闘士たちに挑む際にNPC戦闘員として共闘してくれる。
異変前よりは多少成長したのか、エキスなしでも2~3桁ダメージを与えられる程度には強くなっている。
余談
そのキャラクター性が「こいつを飲むと~」の台詞と共に妙な人気を博し、公式生放送でも度々ネタにされた他、開運おみくじのサイトでもエマ、マヤと共に他のNPCより一足早くキャストが公開されていた。
また、ドラゴンクエストライバルズでは第9弾にて武闘家…ではなく商人のレジェンドレアカードとして登場。ドーピングを再現したのか、相手のスタッツを吸い取り自分のものにしてしまう効果を持つ。主に大型メタとして使用される。