概要
円谷英二の孫(円谷一の次男)で、円谷プロダクション6代目の社長を務めた。
ちなみに5代目社長円谷昌弘は兄、俳優の円谷浩は弟、シンガーソングライターの又紀仁美(円谷一美)は妹、4、8代目社長円谷一夫は従兄弟、3代目社長円谷皐と円谷プロ元専務の円谷粲は叔父、元歌手の円谷優子は従妹にあたる。
経歴
1959年、円谷一の次男として生まれ、中央大学理工学部を卒業し、バンダイを経て1983年に円谷プロダクションに入社。円谷エンタープライズ常務、円谷コミュニケーションズ(後の円谷ドリームファクトリー)社長、円谷プロ専務を経由し2004年に円谷プロダクションの6代目社長を務めたが、『ウルトラマンネクサス』の打ち切り主導が原因で当時の円谷プロ会長だった一夫と関係が悪化、クーデターを起こされて一年で退任した。
その後は中国企業と共同で『五龍奇剣士メタルカイザー』を制作するも、またしてもクーデターなどのトラブルで打ち切りになった。
2013年に『ウルトラマンが泣いている 円谷プロの失敗』なる著書を講談社現代新書から発表した。
なお、2013年時点では派遣社員としてホテルの結婚式場で衣装運びなどをしていたらしい。
2018年の時点ではチャイヨー・プロダクションと行動を共にしていたが、その代表であるソムポート氏は2021年に故人となっている。
2022年、明らかに英明と思われる(「円谷プロ元社長」「英二の孫」を名乗っており、信憑性が高い)人物が円谷英二御大の貴重な遺品である表彰盾や作品の台本、スタッフ用ジャンパー、ソフビ人形のサンプルなどをヤフーオークションに出品してしまう騒動が起こり、その苦しい生活が察せられると同時に、英明は「これでは円谷一族は追放されて当然」「決して企業の運営や番組制作にかかわらせてはいけなかった」「ATAC等関係機関に寄贈すべき」とますます評判を地に落とすのだった。
追記
自著にて自分も含めた円谷家の現状について少しだけ明かしている。それによると、かつては御大やその長男で英明の父にあたる一の命日には親族揃って墓参りをしていたが、現在では相次ぐお家騒動の影響で一族の確執は修復不能なまでに凝り固まってしまい、顔を合わせると気まずくなるため時間を変えて個別に参拝しているという。