概要
よって、恋人や配偶者に対して向けられる本当の愛情を意図する。
現実は……
- 人間は判断力の欠如によって結婚し、忍耐力の欠如によって離婚し、記憶力の欠如によって再婚する。(byアルマン・サラクルー)
- 男は知っていることをしゃべり、女は喜ばれることをしゃべる。(byジャン=ジャック・ルソー)
現実として、何が普遍的な『真実』であるかという判断基準は存在しない。
根幹となる『愛』のかたちでさえ、「この子は、どんなものよりも甘いかけらで……私の心を、満たしてくれる。きっとこの、キラキラしている感情が、愛と呼ばれるものなのね。」というものもあれば、「こんなに苦しいのなら悲しいのなら……愛などいらぬ‼」といった意見さえある。
実際のところ、すべは双方の価値観が合致するか否かと、その関係に満足できるかどうかにかかっているわけである。
フィクションでは
多くの恋愛作品においてテーマにされることが多い。
カップルが価値観の違いからケンカして、傷つき、関係を修復して『愛』を深め、二人の『真実』を追求していく流れはもはや鉄板ネタではある。
ただし、ライブ感でかっ飛ばしまくった挙句にストーリーやキャラの言動がメチャクチャになってしまい、あらゆる意味で衝撃の展開が繰り広げられることも珍しくない。
その結果、不特定多数のユーザーから「こんなよく分からない結末が真実なものか!!!」といったツッコミが殺到するのも半ばお約束。
伝説的なキャラクターであるこの人に関する評価も、「真実の愛を追い求めた貴公子」と「嫁がいたのに義母にも幼女にも手を出し現地妻さえ作った人間の屑」といった感じに二分されているのが実情である。
関連タグ
無償の愛:似て非なる概念。