CV:鷲尾真知子(1981年版)/沢城みゆき(2022年版)
本職は巫女であるが、途中より作品の舞台となる友引高校の養護教諭も兼職している。
「〜じゃ」という語尾や「おぬし」という二人称など、かなり古風な口調が特徴。
錯乱坊は母方の伯父にあたり、母も錯乱坊と瓜二つの容姿だが、一切血筋を感じさせないほど大人の魅力あふれる美女で、わざと怪我をしたり仮病をしたりして保健室を訪れる男子生徒が後を絶えない。
初登場時は非常に病弱な体質だったが、結果的に身体に憑いていた病魔を全てあたるに押しつけることで健康になり、以来、作中屈指の怪力と格闘能力を持つに至る。
原作の初期では、無理やりお祓いをした挙句、あたるの不幸体質を改善するどころか病魔を押しつけた末に、最終的に合体させて死神にしたために、あたるからは当初、錯乱坊の一族同様にサクラも恨まれ、避けられていたが、サクラの方から関わってくるので、伯父並みに回避不可能な存在であった。
ちなみに、原作では伯父の紹介でなく、あたると偶然出会っている。
あたるが避けて、サクラが絡んでくる初期の関係性が変わったのは、作中で初めて水着で登場し、ポロリした矢先にあたると面堂終太郎に追いかけ回されて泣かされた回で、これ以降は逆にあたるがサクラに迫るようになり、サクラが力づくであたるを撃退するのがお約束となった。
水着初お披露目回の件もあってか、面堂も色ガキ認定している。
驚異的な大食いであり、いくら食べてもどういうわけか身体のプロポーションは全く変化しない。もっとも、重量は食べた分だけ増加しているようだ。