「幕が下りれば忘れてしまう その他大勢にはなりたくないの」
「もがいてあがいて羽ばたいて 掴んでみせる! 私の立ち位置!」
「シークフェルト中等部二年 小鳩良子! 生き残るのは私だよ!」
概要
所属 | シークフェルト音楽学院中等部2年 |
---|---|
誕生日 | 7月4日 |
特技 | フルート |
使用武器 | wild chaser(ブーメラン) |
CV | 深川瑠華 |
シークフェルト音楽学院には補欠入学で合格し、周囲のレベルの高さに苦しみながらも稽古に励んでいる。
人物
ひかえめな雰囲気の美少女。自分に自信が持てない性格だが、負けん気や根性は人一倍。ネガティブ寄りの妄想癖があり、精神的に強いショックを受けるとかんたんな線で描いたような情けない表情になり、最悪気絶することも。
ドイツから転入した高千穂ステラと学校で隣の席になり、すぐに打ち解けて仲良くなる。ステラとの交流やレヴューを通して、自信や積極性を身につけ舞台少女として成長するが、お嬢様育ちのステラとの経済感覚の違いには戸惑わされている。
海辺みんくとは補習仲間で、一緒にいることが多い(今のところ良子が呼び捨てで呼んでいるのはみんくのみ)。
実家は6人の弟と妹(名前は上から順に一太、渡、小夏、杏、雄作、初)がいる大家族のため、自分がスタァになって家族の生活を助けたいと考えているなど非常に家族思い。
「良子」という名前は、父親が「覚えやすい名前のほうがいいだろう」と思って命名したらしい。
大家族の長女だからか、料理の他にも輪投げや折り紙など、子供の遊びが得意。(折り紙の実力に関してはダイオウグソクムシも折れる)。
また母から譲り受けたフルートが得意。
レヴュースタイル
武器としてブーメランを使用する。
ブーメランの名前は「wild chaser」。直訳すると「野生の追跡者」となる。
飛び道具を使う先輩はいたが、武器が完全に自分の手元から離れてしまうのは良子が初。
落ちこぼれだが家族の期待に応えたい彼女にとって、レヴューとは最後の賭けである(仮にトップスタァになれたとしても、それが良子にとって最善の結果になるとは限らないため余計にギャンブル性が強い)。なのでブーメランが運良く相手の上掛けを落とせれば良いが、一度投げたら自分の上掛けを落とされるリスクがどの舞台少女よりも高くなるところはレヴューという一世一代の賭けをしている良子にはぴったりだろう。
実力
良子を除いたクラス全員が出来るピルエットが一人だけ出来ないなど、実力はかなり遅れている。
なお彼女の在籍するシークフェルト音楽学院中等部の入学倍率は約20倍。良子は補欠合格だが、裕福ではなかったから演技レッスンには通えなかった、近くの空き地が舞台、本や動画を見て覚えた、そして一人で舞台の真似事をして遊んでいたなど、先輩たちに劣らない化け物ぶりを見せている。
※聖翔音楽学園の星見純那ですら、小中学生からレッスンを始めても、周りと比べても劣っていると語られている。
余談
名前の由来は絶滅危惧種であるリョコウバト(名前を入れ替えると「こばとりょうこ」になる)。
アメリカ全土に五十億羽も棲息していたが、その数とは裏腹に繁殖力が極めて弱かったため先住民たちもリョコウバトの繁殖期には狩猟を控えていた。しかし17世紀以降アメリカに移住してきた白人たちによって住んでいた森林を伐採され、人々から害鳥扱いを受け次々と駆除されるようになった。更に肉が大変美味でその羽毛にも価値があったことから更に乱獲されることが多くなり、繁殖性の低さを知った時には既に手遅れで完全に絶滅してしまった。現在は僅かな標本からDNAを検出し、蘇らせる研究が進められている。
今のところ多くの家族(仲間)が居たところは共通しているが、それ以外は見受けられないため今後の展開に期待である(しかしリョコウバトのエピソードを踏まえると嫌な予感しかしない)。
関連イラスト
関連タグ
露崎まひる…大家族の長女という共通点のある舞台少女。雰囲気としては彼女に一番近い。
星見純那…周りより劣っているが藻掻いて這い上がろうとする、物語で一番最初にレヴューで負けてしまうもレヴュー前より前向きになったなど共通点が多い。
白鳥胡桃…同じブシロード作品の中の人繋がりのキャラ。ブシロード系列にしては珍しく、中の人繋がりのキャラ同士で共通点が殆どない。