概要
『仮面ライダーギーツ』第7話「邂逅Ⅵ:ラスボスと缶けり」に登場するナイトジャマトの派生種。
第2話より行われ始めた“デザイアグランプリ”のラスボスで、運営側からは「ラスボスジャマト」と呼ばれている。
また、ジャマト特有の言語が主だが、「コンニチハ」などカタコトながらも日本語も話すことが可能で、これまでに登場した個体以上の知能を持つ。
やや子供っぽい言動を繰り返しており、人間を見つけるや否や嬉々として笑うなど残忍な性質を秘めている。
尚、同一個体かどうかは不明だが、かつて行われた“デザイアグランプリ”では参加者であるライダー達を全滅させてゲームオーバーに陥らせたらしい。
能力
自分の分身となる巨大植物が捕らえた人間を動力源となる特殊な「缶」に取り込み、それを貪り食う事でその生命エネルギーを吸収し、巨大化して力を蓄えて行くという性質を持つ。
個体の攻撃方法としては身体から棘状の光弾を広範囲に多弾で発射することが可能
撃破するには足元にある缶を「缶蹴り」の要領で『ジャマーウォール』の外まで蹴り飛ばさないといけないが、高い動体視力に350°あると思われる視覚範囲。加えて極めて高い攻撃力を誇る為、並大抵の攻略法が通じない。
また、ジャマト自身も缶が弱点であることを理解しているため、上手く蹴れたとしても途中でキャッチするなどの妨害も行う。
余談
サボテンをモチーフにしたライダー怪人はカクタスオルフェノク以来19年ぶりであり、登場した作品は元号上4番目の仮面ライダー作品である。
この回で桜井景和の両親が事故で亡くなった話が明らかになったが、ライダー達が全滅したデザイアグランプリの存在から、実は事故と言うのが表向きで本当はデザイアグランプリに参加させられて亡くなったのではないかと言う考察もある。
関連タグ
サボテグロン、サボテンバット、サボテン怪人、アッチペッチー、カクタスオルフェノク:サボテンをモチーフにしたライダー怪人。
サボテンダー:サボテンをモチーフにしたゲームの敵キャラと言えばこの方を浮かべた人もいただろう。こちらもパーティを全滅に追い込む程の攻撃を放つ。