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バティンの編集履歴

2022-11-16 20:19:59 バージョン

バティン

ばてぃん

バティンとは日本において「ソロモン72柱」と総称される悪魔の一人。

曖昧さ回避

  1. 悪魔学における悪魔。ソロモン72柱の悪魔の一体。
  2. アプリゲーム『メギド72』に登場する追放メギドの一人。 → バティン(メギド72)

概要

30の軍団を率いる大いなる公爵。『悪魔の偽王国』ではバティム(Bathym)、マティム(Mathim)、マルティム(Marthim)とも呼ばれる。

ゴエティア』では18番目、『悪魔の偽王国』では10番目に記載される。

『大奥義書』によれば、フルーレティの支配下にあるという。


青白い色のついた馬にまたがる、の尾を持つ強い男の姿をしている。貴重な石(Precious Stones、宝石)とハーブの効用に通じている。

他の職能として、ある国にいる人間を別の国に一気に移動させる能力を持つ。


「ラッド博士のゴエティア」によると、彼に対抗する天使の名はカリエル(Caliel)。


1655年版『妖術の開示』では、ペイモン(Paymon、パイモンの別表記)、バティン、バルマを呼び出し、その恩恵を受ける方法が書かれている。この書によれば、バティンは炎の源泉の深みに至っているという。地獄のヒエラルキーにおいて、敏捷さと親しみやすさ、話しやすさ(affableness)で彼と並ぶ者はいないとされる。ルシファー使い魔(familiar)の二番手であるが、一番目と三番目以降が誰かについては明記されていない。

本文15章ではパイモン(Paimon)は他の王たちよりもルシファーに対して従順であると書いてあるので、一番目はパイモンなのかもしれない。

なお、1655年版は現著者レジナルド・スコットによるバージョンではなく(彼は1599年に亡くなっている)、パイモン、バティン、バルマのくだりは他の人物によるテキストと見られている。バルマは元の『妖術の開示』本文には言及されず、1655年追加部分以前の出典は不明である。


関連タグ

ベレト:バティンと同じく青白い馬に乗るソロモン72柱の悪魔。


記載順別タグ

*前『ゴエティア』
←17:ボティス18:バティン19:サレオス
『悪魔の偽王国』
←9:ボティス10:バティム11:ピュルサン
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