曖昧さ回避
- 文献で言及される悪魔。本項目で解説する。
- 『灼眼のシャナ』の登場キャラクター。1.に由来する「通称(通名)」を名乗る紅世の徒。
- 『ファイアーエムブレム 蒼炎の軌跡』の登場人物。英字表記は「Balmer」。⇒バルマ(蒼炎の軌跡)
- 『PandoraHearts』に登場する家系。苗字の英字表記は「Barma」。⇒バルマ家
概要
レジナルド・スコット著『妖術の開示』(1584年刊行)の、著者の没後に刊行された1655年度版の加筆部分で言及される悪魔。
熾天使の位にあった有力者(Potentate)であり、地獄の精霊たちからなる20の軍団(レギオン)が彼に付き従う。
魔術師や彼が気に入った者を変身させたり、外国に移動させる職能を持つ。
同じ箇所でペイモン、バティンとセットで言及されているが、彼等と違い、他の魔術文献では確認されていない。
『灼眼のシャナ』のバルマ
メイン画像左の象の姿をしたほう。真名は“化転の藩障”(かてんのはんしょう)。主人公側にとって宿敵である集団「仮装舞踏会」に所属する紅世の王。
自身の体を構成する糸を解き、編み直す事で形を変えることができる自在法「羅梭」の使い手である。