CV:中嶋アキ
概要
『仮装舞踏会』の捜索猟兵(イエーガー)であり、シュドナイの副官として従軍してきた“紅世の徒”の1人。炎の色は「灰白色」。
やや砕けた性格をしている白衣の女性の姿をした“徒”で、丁寧な口調で話すが、どことなく人を食ったようないい回しで話す特徴を持つ。
自らの衣の裾や袖を風に乗せて解き、広大な白い壁を作り出して攻撃を逸らして受け流す防御系の“自在法”『ニムロデの綺羅』の使い手である優れた“自在師”で、数百のフレイムヘイズが放った無数の炎弾をも防ぎ切ったほどの実力者。
また、場の空気を読む周旋の際に長けている事から重宝されており、外界宿(アウトロー)襲撃の際には巡回士(ヴァンデラー)オロバスと共に『仮装舞踏会』の軍に同行する。上海外界宿総本部殲滅後にシュドナイと共に本拠地である『星黎殿』へと帰還し、対フレイムヘイズ戦略の作戦会議の傘下に許される事などからもそれを窺い知る事ができる。
なお、指揮官でありながら自ら突撃して戦うといった行動を起こすなど、割と正反対の性格であるオロバスの副官として彼を補佐する立場に付いているが、酒保で酒を酌み交わす程度に仲は良い。
『大戦』後も生き残っており、新世界『無何有鏡(ザナドゥ)』へと旅立った後、先の大戦での功績からオロバスと共に“王”として認められた。
ちなみに新世界へ渡り来た後もオロバスと行動を共にしており、かつて君主である“祭礼の蛇”と共にあった“廻世の行者” 坂井悠二に対しては“蠱溺の盃” ピルソイン程にないにしろ、少々警戒心を抱いている様だ。