概要
闇派閥に所属するファミリアの中でも過激派と称される【アレクト・ファミリア】の団長と副団長を務める、白妖精と黒妖精の姉妹(恐らく義姉妹)。
姉が白妖精のディナ・ディース、妹が黒妖精のヴェナ・ディース。
エルフらしかぬ蠱惑的な踊り子の様な露出の多い、左右対称の様な服装をしている。
無邪気で残虐、見た目には想像もつかない殺戮を好む醜悪な内面を持つエルフの異端児コンビで、Lv.5のステイタスを誇りヴァレッタと並んで当時最も多くの冒険者や市民を殺害してきた。
少女の姿をしているが、七十年以上生きたヘグニよりも年上らしい。それ故か、見た目とは裏腹に老猾な一面も持つ。
上記の理由から作中ではもはや『妖精』ではなく『妖魔』と度々称されている。
ディナがヘグニ・ラグナールに、ヴェナがヘディン・セルランドに執着している。
能力
各々の戦闘スタイルは、姉のディナが二振りのスティレットを巧みに操る近接戦、妹のヴェナが魔法や魔剣を駆使する遠中距離戦で、この二人による隙のない連携こそをディース姉妹は得意としている。
ステイタス
Lv.5
魔法
- ディアルヴ・ディース
詠唱式:詳細不明(以下、一部抜粋)
【開け、第五の園(その)。響け、第九(だいきゅう)の歌】。
妹のヴェナが習得している魔法。
作中では天空に四つの巨大な魔法円(マジックサークル)を展開し、そこから灼熱の業火を繰り出した。
その威力は(恐らく)長文詠唱に相応しく、四柱の業火の内の一柱でありながら、(『大抗争』時点で)Lv5のヘディンが繰り出す【ヴァリアン・ヒルド】と激しい拮抗の末に相殺される程の火力を誇る。
《考察?》
現段階(一巻時点)では妄想・考察の域を出ないが、作品内にて妹のヴェナが魔法を発動する際に姉のディナから魔力を受け取っていると思われる描写があり、このことから一部の読者の間では、姉妹のどちらか(あるいは両方)が魔力供給を可能とするレアスキルを保持している、もしくは【ディアルヴ・ディース】がそういう性質を持つ希少魔法(レア・マジック)という可能性が考察されている。
関連タグ
ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか アストレア・レコード
アウラ&マーレ:可憐な見た目とは裏腹に本質は残虐極まるエルフの双子繋がり。だがこちらはどっちも闇妖精(ダークエルフ)であり、そもそも姉妹ではなく姉弟である。