基礎データ
進化
グルトン → パフュートン(Lv18で進化するが♂と♀で外見が異なる)
概要
『ポケモンSV』から登場する黒豚のポケモン。
黒っぽい体色や後述の生態から、モチーフは今作の舞台のモデルとなったスペイン原産の豚の品種「イベリコ豚」と思われる。
目元には目ヤニを思わせる黄色い部分があるが、実際、豚は目ヤニの分泌量が多い動物である。
元のイベリコ豚がトリュフを探すのに重宝されている事からか、大きな鼻で好物の香草やキノコを探り当てる事が得意。エサ探しに体を常に動かしているので、コロコロとした身体とは裏腹にほとんどが筋肉で覆われているマッシブボディの持ち主である。
また、香草やキノコを食べ続けていった結果、体からハーブに似た香りがする様になり、むしポケモン避けに役立っている。
これもイベリコ豚が餌のドングリに由来する独特な香りを持つ点が元ネタと思しいが、虫避けの性質から蚊遣り豚の発想も採用されていると思われる。
性格は臆病だが、敵に襲われるとパニックを起こし、そのマッシブボディから突進をかましてくるので注意が必要。
なお、Lv18でパフュートンに進化するのだが、♂と♀で身体の色合いが異なり、♂は黒を基調とするのに対し、♀は茶を基調としたカラーリングとなる。
余談
名前の由来は中国名の〝愛吃豚〟から推察するに「グルメ+トン(豚)」か。食いしん坊なのでGluttonとも掛かっていると思われる。
なお、英語名の〝Lechonk〟はLechón(スペイン語で子豚)+chonk(デブ)が由来…なのだが、Lechonといえば豚の丸焼き(レチョンバボイ)の事も指す。そして元ネタとされるイベリコ豚は最高級の生ハムになる。
……これまでの豚ポケモン達と比べて、やたらと食材としての豚を意識させるようなネーミングである。
序盤ノーマルと考察しているファンも少なからずいる。