キーンランドカップ

きーんらんどかっぷ

JRAが札幌競馬場で開催する芝重賞レース(GⅢ)。

データ

JRA所属馬は、本レースの1着馬にスプリンターステークスの優先出走権が与えられる。

スプリンターズステークスのステップ競走に指定されており、地方競馬所属馬はスプリンターズステークスの出走候補馬（3頭まで）に優先出走が認められている。また、本競走で2着以内の成績を収めた地方競馬所属馬はスプリンターズステークスの優先出走権が与えられる。

キーンランドカップとは、日本中央競馬会（JRA）が札幌競馬場で施行する中央競馬の重賞競走（GⅢ）である。芝1200mで争われている。

レースの名称は、米国ケンタッキー州レキシントン市内の競馬場に由来。

周辺地域が競走馬の一大産地である事から上記競馬場で開催されるサラブレッドのオークションも有名で、現地の競馬協会が日本の当レースの賞提供に関わっている。

1996年に4歳(現3歳)以上1,000mの特別競走(オープン戦)として創設。

2000年の距離1,200m化などの諸条件の変更を経て、2006年にGⅢの重賞として昇格した。

以降は全て8月下旬に開催されている。

現在は指定交流競走と国際競走の一つとなっており、地方競馬の所属や外国で調教管理されている競走馬も出走可能。

重賞昇格時に｢サマースプリントシリーズ｣の一戦に指定されている。

また例年約数1ヶ月後に開催されるスプリンターズステークスの前哨戦となっている。2014年以降本レースの1着馬にスプリンターステークスの優先出走権が与えられる。