釧路湿原

くしろしつげん

北海道釧路管内にある日本最大の湿原。

概要

北海道の釧路平野に位置する日本最大の湿原である。釧路市を中心に広がっている。釧路川が蛇行して流れている。日本で初めたラムサール条約に登録された。

タンチョウなど多くの鳥類の繁殖地や休息地として有名。昔は湾だったが、湾の入り口付近に砂州ができ、釧路川から運ばれた土砂が堆積したことで湿原になった。

約4000年前	今のような海岸線になる。
約3000年前	今のような湿原になる。
1935年	一部が天然記念物に指定される。
1952年	特別天然記念物に変更され、指定面積も広くなる。
1958年	鳥獣保護区に指定される。
1967年	「釧路湿原」として天然記念物の天然保護区域に指定される。
1980年	ラムサール条約に登録される。
1987年	周囲も含め国立公園に登録される。