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鳴海弦の編集履歴

2022-12-10 19:58:18 バージョン

鳴海弦

なるみげん

『怪獣8号』に登場する人物。ここでは、彼の統括する日本防衛隊第1部隊に関しても記載する。

概要

 漫画『怪獣8号』の登場人物。

 日本防衛隊の第一部隊隊長。

 髪の毛先のみを染めており、第1部隊には彼をリスペクトして髪を染めている隊員が多い。


人物像

鳴海隊長🎮✨

 基本任務に不真面目であり暇さえあればゲームに熱中するゲーム中毒者。加えてエゴサーチにも積極的であり、自己顕示欲は強め。特に防衛隊の顔として記事に取り上げられることの多いミナを大きくライバル視している。更に部屋が汚い、重度の買い物中毒、さぼり癖など問題点も多々あるが、実力は防衛隊の中でも高水準であり、現時点では最強戦力とされている。

 その戦闘力はFt.7.2の巨大怪獣を苦も無く仕留め、Ft8.5の怪獣9号βを難なく圧倒して撃破、怪獣8号との即興での共闘を行う等、その戦闘力はかなりの水準に位置している。(この時点で怪獣8号はあらゆる攻撃が拳銃の弾より速い)。


 なお、防衛隊内に存在する討伐演習ランキングでは小型怪獣部門は保科に、遠距離射撃部門はミナに塗り替えられており、大型相手はミナに劣り、討伐数では四ノ宮ヒカリには及ばぬ模様。

 普段からチャランポランで狭量な言動の目立つ人物であるが、その反面義理堅く、四ノ宮功長官戦死の折には自分の無力さも含めて深く嘆き悲しみ、彼の遺児である四ノ宮キコルの「強くなりたい」という懇願に関しても真摯に受け止め背中を押した。ただし、その後もキコルの鍛錬を横目にゲームに熱中している姿が見られる等(描写からして勤務中の模様)、どこからどこまでが彼の本音なのかは不明。


専用武器

■RT-0001

 日本最古の識別怪獣である怪獣1号の網膜から作られたコンタクトレンズ型の兵器。生物の運動時に脳から発せられる信号を視覚化し、疑似的な未来視を可能にすることで回避不能の攻撃を仕掛けることが可能。


■GS-3305

鳴海隊長(マスクなしVer.)

 平たく言えば銃剣。トリガーを引くことで弾丸を発射することが出来、威力は大型怪獣の肉体を易々と破壊する程。その他に斬撃と同時に傷を焼く機能も有しており、再生

を遅らせる効果もある。

 凄まじく頑丈であり、空爆レベルの威力がある怪獣9号αの衝撃波すら無傷で耐え抜くほど。その大きさゆえに、盾として使う事も出来る。

 鳴海の取り回しとしては上空にジャンプ➡上から刺す➡トリガーを引く➡内側から破壊といった戦法が多くみられるが、強力な装甲を持つ怪獣相手にはそもそも刃が刺さらず、先述の再生阻害も内側からの破壊にも繋げられないといった問題点も保有している。


■識別怪獣兵器1

 怪獣1号より造られたスーツ。見た目は他の識別怪獣兵器同様に従来のスーツと異なる部分が多く、戦闘時には全身に施されたねじ穴のような部分からRT-0001と似た眼球が現れるのが特徴。他にもダボダボのジャージのようなものを中途半端に羽織っているが、これもスーツの一部の模様。第一部隊ですら援護に入れない程に強力な力を有しているとのことだが、現時点では雑魚らしき怪獣以外との戦闘描写が無い為、実際にどれ程の力を秘めているかは不明。


有明りんかい基地 第1部隊

 鳴海を筆頭とした部隊の一つ。日本最強の基幹部隊であり知名度は大きく、かつてキコルが居を据えていた米国にも名が轟いている程。

 隊員それぞれのスペックも高水準であり、キコルの見立てでは第1部隊の隊員全員が兵器の解放戦力40%以上という小隊長クラスの実力を有している模様。

ただし、鳴海の方針として礼儀や身なり、品位や勤勉さを度外視した実力主義な部隊である為か、中々に個性的な隊員が多く揃っており、他の部隊よりも縄張り意識が非常に強いという欠点も持ち合わせている。加えて鳴海を含めた個々のプライドも非常に高く、怪獣の早期討伐という防衛隊本来の目的よりも手柄を優先する傾向があり、過去に第3部隊が第1部隊の管轄で本獣を討伐したことについては討伐よりも先に許可を取るようにクレームを入れているなど、部隊の垣根を越えた連携が碌に取れておらず、強力な力を有してはいるが鳴海の方針が良くも悪くも機能している部隊と言える。


最強の称号について


 最強戦力とされる鳴海だが、作中では以下のように他の隊員に劣る面が頻繁に描写されている。

・討伐演習ランキングの小型怪獣部門は保科が保持

・遠距離射撃部門はミナが保持

・怪獣の討伐数は四ノ宮ヒカリが歴代トップ

・大型相手はミナに分がある


 このように最強戦力と呼ぶには些か疑問が残る描写が作中で頻繁に見られるが、これについてはあくまで総合的な意味で最強と呼ばれている可能性がある。

 保科もミナもそれぞれの分野ではトップに君臨しているが、保科は銃器の解放戦力が低く、ミナは近接武器が扱えないという欠点が存在しているのに対し、鳴海は近接武器と銃器の両方を高い水準で扱える。点数で例えると、保科が近接武器の扱いが100点とするならば銃器は0点、ミナは保科の真逆で近接武器が0点で銃器が100点とする。これに対し、鳴海は近接武器も銃器の扱いも80点とする。この場合、あくまで点数だけを見るなら鳴海の方が点数は高いことになる。


 つまり極端に秀でたものはないが、近接武器も銃器も一定の水準で扱えるバランスの良さがある為、様々な局面にそれなりに対応できるという意味合いで最強と呼ばれているということ。


※上記についてはあくまで憶測の域を出ない。今後作中で何故鳴海が最強と呼ばれているか明言されるかもしれないため注意。


関連項目

怪獣8号 残念なイケメン 昼行燈

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