プロフィール
概要
日本防衛隊長官・四ノ宮功を父に、前防衛隊二番隊隊長の四ノ宮ヒカリを母に持つ。
人物像
カリフォルニア討伐大学を首席で飛び級卒業し史上最高の逸材とうたわれている才女。
知能だけでなく体力も優れており、趣味は「怪獣殺し」と言い切っている。プライベート用のバトルスーツを所持している。
家柄や実力双方を兼ね備えている一方で常に高飛車かつ高慢な物言いをし、日比野カフカの事も見下しきった態度で接している。
だが一方で怪獣との戦闘中にカフカが本気を出していない(怪獣の力を使っていない)ことを見抜くなど目の付け所も鋭い。また防衛隊長官という非常に重要な立ち位置にいる父の言葉である「この国のために完璧であれ」を果たすために完璧であろうとしたり脱落者が出ぬよう手助けするなど真面目な面も持つ。
活躍
入隊試験中に突如出現した怪獣9号の攻撃で窮地に陥っていたところをカフカに助けられ、そこで彼が怪獣8号であることを知り、同時に彼が人の心を失っていないことも知り市川レノと共に秘密を共有する仲になる。
同時にカフカがもしも危険な怪獣だったと判断した場合は自分の手で殺すと宣言しており、カフカからも「その時は頼む」と介錯を依頼されている。
怪獣10号率いる翼竜系怪獣軍団による立川基地襲撃の際には下記の「専用装備」を受領し、Ft6を超える翼竜系怪獣を瞬殺しつつ、10号に苦戦する保科宗四郎に加勢した。
立川基地壊滅に伴い、第1小隊への転属が決定。ほどなくして品川区での9号による蟻型怪獣テロ鎮圧に出撃し、暴走し四ノ宮長官に猛威を振るった「恐怖」故に実力が出せなくなったカフカを鼓舞。カフカを立ち直らせて8号に変身させ、協力して9号γを征伐した。
しかし、9号の本体であるαは間隙を縫って四ノ宮長官を襲撃し、増援が間に合わず戦死した上に9号αに吸収されてしまう。
母に続いて父をも失い悲嘆にくれるキコルであったが、偉大なる両親に報い、必ず仇を討つために泣きながら第1小隊隊長・鳴海弦に師事を乞う。自身もまた四ノ宮長官を救えなかった悔悟を携えていた鳴海は、その懇願を快諾する。
専用装備
小説版では、専用武器として試作用の大剣を使用。
しかし、甲殻類型怪獣との戦いで破壊されたため、使用中止となった。
三番隊所属後、平隊員で実力No.1(三番隊三席)を発揮したことにより専用の大斧を拝領。
身の丈ほどもあるサイズを有し、一撃で炸裂弾が通用しない翼竜系怪獣や怪獣9号すら真っ二つにする質量と切れ味を誇る。
同武器には亡き母と同じ「怪獣4号」のデータが使用されているらしい。
功長官没後、母の使用していた怪獣4号の鎧を受領。
これにより戦闘力が増大し、一時的な飛行が可能となる。
鎧使用時には4号の残存意識が幻影として見え、さらに前装備者であるヒカリの動き…すなわち、4号装備を最高のパフォーマンスで動かすことのできる「理想的な動き」を見て学ぶことが可能となる。