頼むよ神様
いや 鬼でも悪魔でも何だっていい
レノを…俺の仲間<ダチ>を助けてくれ
プロフィール
概要
『怪獣8号』に登場するキャラクター。
主人公日比野カフカの受けた日本防衛隊入隊試験の受験者の1人で、同期に当たる。
所属は第3部隊斑鳩小隊、基地壊滅に伴い第4部隊に一時移籍。
茶髪のリーゼント頭にギザ歯という古き良きツッパリ風の外見であり、粗にして野だが卑に非ず、を地で行く熱血漢。
一回り近く年上と思われるカフカを平気でオッサン呼ばわりするなどアホの子感があるが、裏表がなく分かりやすい性格の為隊のムードメーカー的ポジション。
入隊以降は年が近い市川レノとつるんでいることが多く、年下であるレノから「伊春くん」と呼ばれている。
能力は上位集団中層クラス(例年ならトップでもおかしくないが今年は層が厚すぎた)と言ったところだが、発揮できる実力にややムラがあり、ピーク時には通常の2倍、群発怪獣討伐時には4倍近く(隊長級)もの解放戦力を発揮する。緒方隊長曰く「僕と同じタイプ」。
誕生日は7月23日、身長は177㎝。好物はゴリゴリ君ソーダ味。ロック、バイク、特撮ヒーローをこよなく愛する。
来歴
中学時代、現第3部隊隊長である亜白ミナに怪獣災害から救助され、以降ミナに憧れて防衛隊を目指す。
八王子討伐高専を主席で卒業、同期の出雲ハルイチ・神楽木葵と並ぶ有望株とされていた。体力試験成績は3位通過、二次試験でのスーツ解放率は14%(例年ならば間違いなくトップ通過レベル)。
アクシデントはあるものの合格を果たし、相模原市での菌類系怪獣出現にて初陣を飾る。レノと共に順当に余獣を駆逐していくが、一連の事件の黒幕である怪獣9号により強襲され、2対1での戦闘となるが敵わず敗北。冒頭の台詞はその際のモノローグで、ライバル視して張り合っていたレノに対する友情が垣間見えたシーンである。
窮地に立たされた折に8号が襲来、9号を叩きのめした事により難を逃れる。
退院後は立川基地襲撃に出撃、この戦いで基地が破壊された事に伴いレノと共に松本市の第4部隊に一時転属。
レノが怪獣6号の専用装備を受領したことに加え、同期が目覚ましい活躍を遂げる中自分が壁に突き当たった事に葛藤するが、土竜67型との交戦で戦意と責任感の暴走でスタンドプレーに走り出したレノを一喝し、自身の迷いも断ち切って2人で協力し見事に本獣を討ち果たした。
この一件を機にジュウゴから「瞬間適合者(フラッシュアブダクター)」としての修業を受けることとなる。
群発怪獣事件の際には東京が大被害を受けているのを受け、レノと共に長野から出撃する。
専用装備『SG-1108』
ショットガン型の中遠距離型武器。大量の散弾を広範囲に斉射し、貫入させたうえで内部から発雷することで体組織を完全に破壊する二段構えの効果を有する。ポンプアクション式であり、一発撃つごとに排莢が必要。
関連イラスト
関連項目
保科宗四郎:上官
四ノ宮キコル:同期