やるからにはライバルなんで
プロフィール
誕生日 | 4月12日 |
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好きなもの | 音楽、料理、少年漫画 |
CV | 加藤渉 |
概要
漫画「怪獣8号」の登場人物。年齢18歳。
株式会社モンスタースイーパーに勤務後、日本防衛隊第3部隊入隊。
主人公日比野カフカの後輩であると同時に相棒的存在であり、カフカを強く尊敬している。
人物像
基本的には「~っす」のような口調で話す、少々生意気な印象のある青年。
しかし「怪獣から人々を守りたい」という意志は固く、その為なら自己犠牲もいとわない強靭な精神の持ち主。それ故に自分の防衛隊員になりたいという夢に誇りを持っており同じ夢を諦めた日比野カフカを当初は見下していたが、彼の優しさと行動に救われた後は彼を「すげーカッコいい先輩」として尊敬し、良き相棒となる。
打ち解けてからは日常シーンで、カフカがうっかり人間の偽装を解いてしまった時にドロップキック混じりに激しくツッコむなどギャグテイストな面も多く見られるようになった。
怪獣退治の実力に関しては、防衛隊標準装備であるアサルトライフルを用いた戦闘で「凍結弾」を使用し、怪獣の動きを鈍らせてからの急所狙いや、突貫する仲間を支援するスタイルを得意としている。
防衛隊長官の娘、討伐大学首席、討伐高専首席、自衛隊若手ホープといった、過去最高なほどの豊作年の同期が揃う中では格別に突出している訳ではないが、防衛隊の第3部隊副隊長に「隊長クラスになる可能性が極めて高い」と評されるほどの秘めたる才能を持っている。
実際、初任務の相模原討伐戦では単独で余獣の撃破に成功するなど、短期間での著しい成長を見せている。
ギャグスピンオフ『side B』によれば料理の鉄人で、歌もプロ級らしい。
容姿
容姿端麗でなかなかの美青年。少々長めの髪型をしており、目が隠れ気味。
筋肉量はあまりなく、細身でスタイルが良いため、仲間内でもからかわれている。
余談
主人公であるカフカの相棒ポジションに位置するメインキャラだが、実は未だに彼のバックボーンに関する情報が出て来ていない。
家族構成に始まり、モンスタースイーパーにバイト入社するまでの経歴どころか、防衛隊を志した動機すら、未だに本人の口からは語られていない。
特に防衛隊を目指した動機については、同期達と共にその事を話し合っていた場面で、市川だけが答えていないにもかかわらず隊長に関する話題へと移ってしまっており、意図的に伏せられている節がある。
この先ネタバレ注意
第58話で再登場。なんと識別怪獣6号の適合者であることが判明した。さらに解放戦力が51%まで上昇していたのだった。
更なるネタバレ
怪獣9号による大規模侵攻に対し、窮地に陥ったカフカ達の前に遂に参戦。
6号兵器を使いこなし、完璧にカフカのアシストを成功させ、その高い潜在能力を見せつけた。
同時に彼のバックボーンも明かされる。
幼少期、レノは両親と兄弟の四人家族だったが、怪獣災害により家族を喪う。
家族も家も奪われ、祖母は亡くなった両親を想って毎晩涙を流し、「この世界にヒーローなんていない」と考えるようになる。
怪獣を倒す目的はあるも、心の奥底では無力な現実に対する絶望を抱えていた。
だが、彼はカフカに出会った。
自己を省みず、誰かを助ける為に現実に立ち向かう姿を目の当たりにし、あの日怪獣に助けられた瞬間、レノにとってカフカは本物のヒーローとなった。
例え異形の存在になろうと、レノのカフカへの信頼は揺るがず、彼の隣に並び立ち、相棒として共に戦う為、9号への道を切り開く。
専用装備
怪獣6号の体組織を元に構築された専用スーツと、それに付随する複数の小型銃FN-0006。数多の怪獣たちを従えた「怪獣王」たる6号の資質を反映し、自在にFN-0006を空中に舞わせ、冷凍光線を発射して敵を凍結させる。その強さたるや、Ft.8レベルの量産型大怪獣を小隊規模で殲滅してしまうほどであり、第3小隊の中でも異次元とも呼べる戦闘力を発揮している。
関連タグ
一条薫: 仮面ライダークウガに登場する主人公・五代雄介の相棒。怪物として番号が振られ追われる主人公の正体をごく初期から知っており、人外の力を得てしまった主人公に変身して戦わせないために努力し傍で支えようとする精神性など、共通点が多い。