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プロフィール編集

誕生日11月21日
好きなもの読書、珈琲、モンブラン、単純なやつ
CV河西健吾

概要編集

日本防衛隊の第三部隊副隊長で、亜白ミナの部下。主に作戦の説明やサポート、訓練教官を担当する。

誕生日は11月21日、身長171㎝。


アニメ化を記念して行われた第1回キャラクター人気投票では総得票数82,600票中、23,686票を獲得。第1位の座に輝いた。


人物像編集

キノコ頭に糸目、関西弁で喋り笑い上戸と朗らかで軽い性格。趣味は読書、好物はコーヒーモンブラン

第三部隊員にとっては上司であると同時にムードメーカーでもある。

やはりというか、本気を出すと糸目が見開かれ鋭い目つきが現れる。


室町時代から続く怪獣狩りの名門「保科家」の末裔。

戦闘力も高く、刃物が苦手なミナに変わりによる接近戦が得意。バトルスーツの最大解放戦力はミナに次ぐ92%を記録しており、その剣さばきは日比野カフカも「人間の動きじゃねえ」と評したほど。銃弾をも見切る怪獣9号を近接戦で圧倒する怪獣8号をして、あまりの速さに防御も回避も遅れてしまったほどの戦闘スキルを有する。

生命力に関しても、巨大化した怪獣10号にビルをブチ抜く勢いで殴り飛ばされ、その後も余獣の自爆特効などに晒されても、深手で無理しているとは思えない敏捷性で動き回れるほどタフ

(それもスーツが駆動限界を超えて出力が下がっている剣ヶ峰に立たされた状態で。しかも本獣討伐後もそのまま余獣の殲滅に向かおうとして止められている。)


また寡黙なミナの表情を読み取ったり、カフカの潜在能力を見抜いて入隊試験に落ちた彼を自分の下で修業する特別隊員として入隊させるなど人を見る目は確か。

過去に父親や上司から「今の時代刀は向かない」と散々言われ続けたせいか、直接戦闘以外に貢献の道を見出すカフカを真摯に評価している。

これらの事から、カフカは彼に深い恩義を感じている。


活躍編集

カフカが防衛隊選抜試験を受けた際、ミナに対し受験生に関する書類を提出した場面が初登場。選考委員長として試験を見届けるが、試験中に起きた怪獣の奇怪な復活と同時刻にバイタルが消失したカフカに違和感を覚えた結果、正体を突き止めるべく本来であれば失格であるカフカを引き取る。


カフカ等の初任務の際には監督役として同行するが、現場に現れた怪獣8号=カフカと戦闘。スーツと専用武器により8号を追い詰めるが、惜しくも取り逃す。その後は人語を解する9号及び8号の捜索に乗り出す。


徐々にカフカとも親交を深め、彼に対する違和感が薄れてきた頃、ミナの不在時に怪獣10号が基地を襲撃。単独で10号と戦い一時は追い詰めるものの、戦闘の最中に進化を遂げた10号に苦戦。スーツの解放時も限界を迎え、再起不能寸前にまで追い詰められるが駆けつけたミナの援護により一命を取り留める。


ミナと10号の戦闘時には四ノ宮キコルと共に援護にあたるが、10号が放った余獣爆弾により基地全体が破壊される寸前、8号へと変身したカフカによって救われる。

基地の襲撃後は核を損傷しながらも生きながらえていた10号を捕らえ情報を手に入れようとするが、保科を気に入った10号から情報提供の見返りとして自らを保科の専用武器に改造し、共に戦うことを求められる。加えて自身が心の底では強者との戦いを楽しんでいることを10号に見透かされ、本質を看破される。


10号を専用武器とすることに迷いを抱くものの、他の情報源が期待できないことから承諾するが、あくまで10号に使われるのではなく自分が使役する側であると明言。互いに不敵な笑みを交わし、ここに契約が成立。これにより10号から一部の情報を入手する(まだ兵器化以前の段階である為か、作中の描写からして一部の情報しか得られていない模様)。

得られた情報を共有する為、第一部隊の元へと向かうが、縄張り意識の強い第一部隊(主に鳴海)によって道を阻まれるひと悶着の後、第一部隊基地に存在する他部隊との通信装置による情報共有を開始。


10号の能力や潜伏地域等々を報告しつつ、部隊の垣根を越えた連携が今後必須になること、以前より適合者が存在しないことで問題となっていた怪獣六号の識別兵器に適合した隊員、市川レノについてミナと共に言及する。


一か月後、六号兵器の実戦が軌道に乗り始めたことで、正式に六号兵器を扱うようになったレノに対し、劣等感に苛まれるカフカの前に再び登場。以前第三基地の危機を救われたことに関して礼を言うが、あくまで自分は怪獣8号ではなく、自身の立場を顧みることなく変身することを決めたカフカ自身に感謝の念を抱いていることを伝える。さらに怪獣化が進行するカフカに対してはこれ以上変身することなく、あくまでカフカ自身の力をゆっくりと育てていくことを進めるが、「求められているのが怪獣8号としての力であっても誰かを守る為なら迷わず変身する」というカフカの覚悟を見届けた結果、彼の変身は避けられないとして説得を諦める。が、止めることが出来ないのであれば徹底的に強化をする方針を定め、カフカに戦い方を教えることを決意した。


カフカとの再会直後、過去に怪獣討伐にて死亡した者が祀られる龍寧神社を共に来訪。そのまま現時点でのカフカの成長度合いを確かめるべく、スーツ・変身を禁じ、純粋な技量のみでの戦いを開始するが、カフカの努力と成長を認めながらも一切負傷することなくカフカを圧倒し、彼が持つ8号の肉体強度と再生力に頼る悪癖を指摘する。カフカの悪癖・今後変身を続けた場合の問題点・装備の戦力を解放できないといった三重苦を解決する為、かつて四ノ宮功が完成させたという隊式格闘術を叩き込むことで技量を向上させ、兎に角変身時間を極力抑える道を選択。九号だけでなく九号を倒した後の未来の為に戦うよう言葉を伝え、いつかミナの隣を奪って見せるようカフカを鼓舞した。


その後もカフカに格闘術を仕込み続けると同時に10号より得た情報を交えた作戦会議への出席など9号への対策を進めていたが、突如全国に大量の怪獣が出現したことで調布飛行場エリアの制圧を担当する。しかし、その身に纏うのは従来のスーツではなく識別怪獣兵器_つまりは10号のスーツ。現時点では試作品であり、解放戦力の全開放に成功していないにもかかわらず、9号への対抗手段として起用すべく実戦へ投入。

遂にかつての難敵と共に戦場に赴くこととなったが、作戦を度外視する10号のコントロールに苦戦。技術と策を駆使して戦う保科とは真逆に、自身の力への自負と好戦的な性格が相まって敢えて危険な戦法に出ようとする10号によって身体が自由に動かせず、解放戦力がさらに低下しながらも大量の怪獣に周囲を囲まれ、ろくに戦うことも逃げることも出来ぬまま追い詰められてしまう──が、最終的に10号に協調性を求めること自体が誤りであることを悟り、10号の兵器としての致命的な欠陥を自覚しつつも命には変えられないとして、今回は10号を使役するのではなく、保科が10号の戦法に合わせる方針を選択。これにより精神が10号と同調したことで解放戦力が上昇。共に群れの正面突破を試みる。交戦の最中、敢えて幾度となく10号を挑発することで闘争心を引き出し、解放戦力をさらに上昇させながら最終的に群れを討伐。怪獣の掃討後は10号の完成品である怪獣12号と戦い専用武器を破損、新たな専用武器を用いた一刀型をもって一時的に優位に立つものの12号による適応には敵わず致命傷を負いかけるが、10号の身を挺した防御によりスーツの尻尾部分を失いつつ生還。実力差に挫折する中、10号の鼓舞により奮起し、自身が刀を振り続ける根源的な理由を見つめ直した結果、作中初の解放戦力100%を記録する。10号の操る尻尾を加えた三刀型で12号を追い込み、核を破壊して勝利した。


専用武器編集

SW-2033編集

保科宗四郎

接近戦が得意という個性を活かすためか二振りの刀を所有している。刀身は通常の刀よりも多少短め。柄は忍者刀がモチーフとなっている。振動を起こしているらしき描写が見られ、その直後から飛躍的に切れ味が上昇していることから、高周波ブレードの類と思われる。

素材として使われた怪獣の力か、見えない刃(飛ぶ斬撃)を放つことが可能。切れ味も抜群に高く、8号以上の強度を持つ大怪獣(※)ですら切り裂くこと自体は可能。ただしリーチの短さと斬る以外の選択肢が無いという問題も抱えており、大型相手には非常に相性が悪い。


※本作における「大怪獣」は単に図体がでかいだけの「巨大怪獣」とは別であり、周囲に与える被害(フォルティチュード)及びその知能・特性が極端に高い物を便宜上「大怪獣」と呼称しているらしい。


識別怪獣兵器10編集

尻尾…!!

大怪獣に分類される怪獣10号を素材に作り出されたスーツ。他の識別怪獣兵器同様に一般的なスーツとは形状が大きく異なるが、このスーツに関しては素体となった10号の特徴が大きく引き継がれており、10号と同様に太長い尻尾が生えているのが特徴的。胸には0010の刻印が彫られている。

従来の兵器とは異なる点が多く、何より史上初の意思を持った怪獣兵器ということでノーマルスーツと違い神経同調が困難なため、音声での意思疎通が不可欠として10号と直接会話できる仕様になっている。起動中はスーツの胸の部分に入れられた十字の切れ込みから10号の瞳が現れている他、スーツに取り付けられた尻尾を10号の意思で自在に操り物体を切断、保科の意思に抗い全身を硬直させるなど、ある程度は10号自身の自由が効く模様。

上記のように好戦的な10号の意思がそのまま残っていることに加え、ある程度なら保科の肉体を操作できることによる点が問題視されており(ファンはおろか劇中でも「漫才スーツ」と揶揄されているらしい)、最小の力で最大限の効果を挙げようとする保科とは真逆に豪快な戦法を好むことから互いの意思疎通が全くできておらず、訓練時には一度も戦力の全開放に至っていない。それどころか以前見せたノーマルスーツ着用時の92%という記録は見る影もなく、解放戦力は52%にまで低下しており、一時は34%にまで落ち込んでしまうなど問題点は多数存在する。とはいえ単純にどちらかが片方の意思に合わせる(例:10号が好む作戦も何もない正面突破に保科が同調する)ことで解放戦力は上昇させられ、70%の時点でノーマルスーツの90%台に匹敵する戦闘力となる

そして現時点では試作品。つまり鳴海、キコル、レノといった面々が所持する識別怪獣兵器とは違い、まだ完成すらしていない成長段階にある兵器である。

後に作中初めての解放戦力100%を記録した。


SW-1023編集

10号戦後に開発した日本刀型の専用武器。能力についてはSW-2033と同様だが、一刀型+抜刀術での使用が基本となっており、エネルギーらしきものを溜め込み抜刀と同時に放つ運用が多い。


関連項目編集

怪獣8号 日本防衛隊 副官 剣士 

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