語源
現在、東京ヤクルトスワローズに在籍している内川聖一選手が、古巣の横浜ベイスターズ(現・横浜DeNAベイスターズ)からフリーエージェントで福岡ソフトバンクホークスに移籍する際、記者会見で放った「僕自身、古巣から出る喜びはあった」が語源(通称「横浜を出る喜び」)。
「巨人を出る喜び」とは
転じて、古巣球団の「読売ジャイアンツ」ではその才能を開花できず、その後他球団へ移籍することでその才能を開花、あるいは復活させたこと、もしくはジャイアンツに対する皮肉を意味するなんJ語の一種。
他球団へ移籍することでその才能を開花させたその代表例として、広島東洋カープの一岡竜司投手や北海道日本ハムファイターズの大田泰示選手(※メイン画像)。古巣を皮肉った代表例として、東京ヤクルトスワローズの田口麗斗が挙げられる。
- 一岡投手は巨人に在籍した2年間での1軍登板数はたったの13試合だったが、広島へ移籍後は大ブレイク。登板機会に恵まれるようになり、広島のリーグ優勝に貢献することができた。
- 大田選手は巨人に在籍した8年間で打っていたホームラン数を移籍初年の1年間で上回るほどの活躍ぶり。ほぼ不動の2番バッターとしてチームの打線を勢いづける役割を担っている。
- 田口投手は巨人に在籍した7年間で活躍こそしたが、自分のやりたいことが出来ずに不満が募らせたのがヤクルトで爆発。今までやらなかった長いパフォーマンスや茶髪に変更したことから、皮肉った形での「巨人を出る喜び」を体現した。
逆にFAやトレードで巨人入りし、巨人入りする前の輝きを失ってしまうことを巨人に入った苦しみと皮肉られている。