経歴
広島新庄高校時代の2013年、高校野球選手権大会(夏の甲子園)広島県決勝で瀬戸内高校と対戦。山岡泰輔投手(現・オリックス・バファローズ)と投げあい0対0で引き分け再試合となり、中一日置いて再び投げあい今度は0対1で敗れた。この試合の結果、田口・山岡両投手はプロ球団の注目を集め、特に田口投手は「東の松井裕樹(神奈川桐光学園、現・東北楽天ゴールデンイーグルス)、西の田口麗斗」と並び評されるほどの左腕投手と呼ばれた。
2013年オフのドラフト会議にて、読売ジャイアンツから3位指名を受け入団。
- 2015年、1軍公式戦に初登板し3勝(5敗)、2016年も10勝10敗の成績を残し、菅野智之、マイルズ・マイコラスに次ぐ主力投手に成長。2017年は13勝4敗の成績を残し、左腕エースの座を確立した。
- 2018年以降は調子を落とし、2019年には一時期中継ぎへ配置転換されることもあった。この年は55試合に登板し14ホールドを記録。
2021年のシーズン開幕直前、廣岡大志とのトレードで東京ヤクルトスワローズへ移籍した。
- 2021年後半からは中継ぎとして、走者を背負っても決定打を許さない安定のある投球を披露するようになり、環境が変わったことで明るい性格のムードメーカー的存在になった。2023年には高津臣吾監督からクローザーに指名される。
- ヤクルト移籍後は勝ち試合後にヒーローとなった選手にスポットを当てツイートする(Twitter)ことが多く、ファンの間では「田口広報」の愛称で親しまれている。