プロフィール
経歴・人物
市立秋田商業高校時代に夏の甲子園に出場。青山学院大学進学後にシンカーを習得してエース級の働きを見せた。2001年オフのドラフト会議にて、ヤクルトスワローズ(当時)から自由獲得枠でプロ入り。
プロ1年目・2002年から先発で12勝を記録し新人王を受賞すると、ローテーション投手として規定投球回を13シーズン記録。技巧派投手として、基本的にストレートは平均球速約135km/h・最速140km/hと遅いため、変化球のキレ・コントロールで補っている。
2024年現在、現役最年長選手で、一軍初出場は2002年4月4日で、これは現役選手の中では最も古い。なおプロ入団に関しては中島宏之の方が石川より一年早い。NPBでの勝利数は2023年終了時点で185勝で、現役最多であり(MLBと合わせた場合はダルビッシュ有や田中将大の方が多い)、21世紀内の勝利数でもNPB最多。
2020年にはNPB最高齢の開幕投手として登板、2024年には新人から23年連続勝利(連続勝利自体は山本昌など過去の達成者もおり、石川は通算4人目)を記録している。
身長が167cmであり、プロ野球選手の中では小柄である。顔が『サザエさん』の「磯野カツオ」に似ており、また童顔であることからニックネームは「カツオ」。マスコットのつば九郎にも、「かつおくん」と呼ばれている。
アンダーシャツの首の部分には、魚の「カツオ」をデザインしたマークがつけられている。