概要
「最古の四人」(レ・キャトル・ピオネール)とは藤田和日郎作の漫画「からくりサーカス」に登場する自動人形(オートマータ)。
その昔、フランシーヌ人形を笑わせるために、錬金術師・白金によって四人は作られたが、どうしてもフランシーヌ人形が笑うことはなく、失望した白金は姿を消した。
役目を終えて機能停止していた4人は、フランシーヌ人形が作り出した疑似体液を注がれたことで再起動し、フランシーヌ人形から「自分が笑う方法を一緒に探して欲しい」という願いを受けたことで改めて自我を得ることとなった。
その後、フランシーヌ人形と「最古の四人」は造物主である白金の願いをかなえるために、笑う方法を探して放浪の旅に出る。その過程で、世界中にゾナハ病が撒き散らかされることになった。
造物主:白金のことは尊敬してはいるものの、彼等が主として崇めているのはフランシーヌ人形の方であり、健気なまでの忠節を誓っている。
サハラ砂漠でのしろがねとの決戦で全員が破壊され、己の存在意義を失ったドットーレ以外の三人は旧式のボディで復活する。一応復活したものの旧式ボディでの半端な復活に疑問を抱かざるを得ず、造物主にその理由を問うも残酷な返答を投げつけられた事で存在意義を失いかけるが、捕らえられたエレオノールと出逢い、彼女をフランシーヌ人形として新たな主として身の回りの世話役を買って出るようになる。
そこから彼女の「人間を傷付けてはならない」と言う命令を下され、その後、紆余曲折を経てそれぞれ人間と行動を共にすることになり、以前は軽侮していた人間に対して、いろいろな感情が芽生えてゆく。
メンバー
関連タグ
オートスコアラー:主君に忠誠を誓い、似た末路を辿った四人組の自動人形達。