ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴

マキムラマコトの編集履歴

2022-12-25 13:40:15 バージョン

マキムラマコト

まきむらまこと

「龍が如く0」の登場人物。

CV:沢城みゆき


概要

龍が如く0に登場するキャラクター。『ONLINE』にも登場。

大阪蒼天堀の整体院「ほぐし快館」で働く女性。20歳。ある出来事により視力の大半を失い、普段は白杖を使って生活している。

ゲーム内では「マキムラマコト」と片仮名表記だが、苗字は牧村と書く(中文版では「牧村実」と表記)。


外見

マキムラマコト✧︎センシティブな作品

茶髪のボブカットが特徴の美女。外見のモデルはいないとのことだが、ファンの間では橋本愛有村架純に似ているという意見も。

後に「龍が如く5」で登場する朴美麗は、どこかマコトに似た雰囲気を持つ。


人物

序盤ではほぐし快館で真島と遭遇した時に(マコト自身目が見えず、彼が突然現れたと感じたので当然だが)驚いて泣きそうになる、怖い目に遭って真島にすがるなど、人並みの弱さを持つ等身大の女性として描かれていた。

しかし実際には芯が強く心優しい性格で、物語の中で思わぬ行動力を発揮していく。


「私には 死んでもやらなきゃいけないことがある」

「もし あなたが私を助けたいと思うなら 手を貸して」

経歴


ここから先は龍が如く0第7章以降のネタバレを含みます。














元々は中国生まれの残留孤児二世で、日中国交正常化の流れに沿い、日本の親族である牧村源三(母方の祖父)の下に身を寄せていた。

しかし、上手く日本に馴染めなかった母の自殺をきっかけに家出し、本作における2年前(1986年)は行方不明の兄を探すために蒼天堀で暮らす。

その時にとある悪人に「マコトの兄に心当たりがある」と騙され、韓国系のマフィア組織に売り飛ばされてしまう。


その後、(明言はされていないが)非合法な売春に従事させられたことが原因で、極限のストレス状態から発生する心因性視力障害を負い、ほぼ失明状態となる。暗闇の中でマコトが最後に見たものは、自分を騙した男の腕に刻まれていた蝙蝠の刺青だった。


物語の半年前、中国系組織の刺客だった李文海はマコトを所有する組織と揉め、敵組織を襲撃。そこにはマコトをはじめ、非合法な手段で連れて来られた女性が集められていた。

彼女たちは脱出のチャンスが来たことで散り散りに逃げていったが、目が見えないマコトだけは李にすがりついたまま動かなかった。病気の娘をみすみす死なせてしまった過去を持つ李は、娘に似た面影を持つマコトを放っておけず、自身が経営する「ほぐし快館」に雇い入れて匿うことに。


それからマコトは整体師として技術を磨きながら生計を立てていたが、自身も知らぬ間に相続していた「カラの一坪」により近江連合や東城会に付け狙われ、極道の抗争に巻き込まれていく。


しばらくは李、そして自分を殺しに来たはずなのに彼女に情が湧いて守る側に回った真島吾朗(この時の真島は「殺し屋」とだけ名乗り、本名は伝えていない)と行動を共にする。だが、真島の雇い主である佐川に居場所を突き止められ、李は佐川の罠により爆殺されてしまった。


乱入してきた日侠連の世良によって何とか命拾いしたものの、父親代わりの李を殺され、真島ともはぐれてしまったマコトは何処にもぶつけられない悲しみと苛立ちを募らせていく。

そして、自分の保護を申し出てきた立華鉄に従うことにし、世良から立華の部下である桐生尾田に引き渡されるが、渋澤組と通じる裏切り者であった尾田はマコトを殺そうとする(この時にマコトは立華が実の兄であることを知る)。

尾田と渋澤の魔の手から逃れてマコトを新宿まで連れてきた桐生は、何としても立華と再会させようとするが、堂島組の切り札である大陸最強の刺客・老鬼の襲撃により立華が連れ去られてしまう。

立華を救い出そうとする桐生だが、拷問をしていたヤクザたちの手違いで立華は致命傷を負ってしまい、もう少しで妹に会える…というところで死亡。

兄妹の再会は果たされなかった。


ヤクザたちの勝手な都合で二度も大事な人を殺されたマコトの怒りは頂点に達し、再会した真島から復讐を止めるように諭されながらも、独断で「カラの一坪」と引き換えに三幹部の首を差し出すように堂島と取り引きに臨む。

だが失敗した直後に老鬼に撃たれてしまう(だが日侠連に保護され、病院に搬送された後に手術により一命は取り留めた)。


事件終結後は視力も戻り、友人と街でヤクザに絡まれていた時に真島に助けられる。

ヤクザ相手にも気丈に接するマコトだったが、彼が声を出さなかったために相手が真島だとは気付かないままだった。


終盤は工事着工前のカラの一坪に自らの足で出向き、亡くなった兄立華に花を手向けるが、カラの一坪に埋められていた自身の手放したオルゴールが壊れた腕時計(真島が拾っていた)を発見。直されていたオルゴールの音を聞いて、真島のおかげだと気づき、彼への感謝を述べた。








以下、さらなるネタバレ注意




































龍が如く極2』でまさかの再登場。

この時は37歳。結婚したことで名前が「館山マコト」に変わり、一児の母に。

20歳の時と同じく「ほぐし快館」で働いており、別件で訪れた真島と偶然再会する。

過去の事件で世話になった名前も知らない恩人へ感謝の気持ちを伝えられずに別れたことを後悔していたが、真島と初めて出会った「ほぐし快館」で働いていれば、いつか再会できると信じ続けていた。


だが、夫の仕事の都合で海外へ行くことになり、店も真島が訪れた週をもって辞めることに。

マコトは真島が恩人と気付かないまま(※)接客する中で、自身が身につけていた腕時計と恩人との思い出を語る。マコトが幸せに暮らしていることを知った真島は施術後に一言だけ、


「おかげで18年もののコリがとれたわ」


と去っていった。

その後、真島は名前も記さずにマコトが過去に着けていた物と同様の腕時計バンドをプレゼントとして店に送る。それを他のスタッフから受け取ったマコトが海外へ向かう飛行機の中で開封し、その時に接客した男性が真島だったと知って涙する。


結果的に彼女は最後まで、真島の名前を知ることはなかった。


※…0で「真島が隻眼」という話をマコトにしていたためか、真島は施術中も頑なに眼帯を見せないよう、声を出さないよう気を付けていた。


余談

真島や桐生に守られ続けるヒロインというイメージが付きがちだが、堂島に持ちかけた取引の内容からもわかるように意外と肝は据わっており、自分をどん底に突き落とした張本人すら命の危機に陥れば気遣う優しさを見せた。

エンディング前のムービーではガラの悪いヤクザ相手にも堂々と振る舞いビンタを食らわすなどの態度も見せている。

一連の事件がマコトを強くしたのか元々彼女にそういう一面があったのかは不明だが、かなり逞しい女性と言えるのかもしれない(少なくともメンタル面では狭山薫に匹敵するレベルか)。

真島が「人の顔色を伺わない正直な女が好き」と後に語るのはそのようなマコトとの出会いがきっかけである可能性もある。

Makoto Makimura

関連イラスト

龍が如くLOG②センシティブな作品涙とたこ焼きの味まじまこと


関連タグ

龍が如く0 真島吾朗 桐生一馬

問題を報告

0/3000

編集可能な部分に問題がある場合について 記事本文などに問題がある場合、ご自身での調整をお願いいたします。
問題のある行動が繰り返される場合、対象ユーザーのプロフィールページ内の「問題を報告」からご連絡ください。

報告を送信しました

見出し単位で編集できるようになりました