道羽根アウラ
みちばねあうら
小説版『BLEACH Can't Fear Your Own World』の登場人物。
CV:笹本菜津枝(Brave Souls)
概要
綱彌代時灘の部下。
宗教法人「XCUTION」を設立し尸魂界のことなどを信者に教えている。
XCUTIONを名乗るだけあり、完現術者でもある。
完現術は父から教わったらしい。体内に霊王の鎖結がある。
完現術の固有能力を持たない代わりに基本能力「霊子の使役」のレベルが異常に高く、水や土を動かすのと同じように自分の身体の細胞や大気そのものを支配し、血、骨格、脳細胞、血球などを操り、生きたまま煙のように変化させられる域にまで達している。
自身の肉体に分子レベルで作用させて物理攻撃を無効化したり、霊子で構成された触手で攻撃したり、グレミィのように上空に海を作ったり、九十番台の鬼道に匹敵する攻撃を繰り出すなど相当の実力を誇る。
霊圧は隊長格より上であり、浦原からは「死神で例えるなら斬魄刀を持たないが鬼道と白打が藍染レベル」と評された。
固有能力がないのはアウラ自身に物への執着がないからとのこと。
終盤、綱彌代時灘を裏切り死神側についた。
その理由とは、時灘の命により自らの手で作りだした産絹彦禰に対し、理由のない愛情を抱いたためとのこと。悪意のない無邪気な彦禰の眼差しを目の当たりにしたことで、時灘の手から彦禰の未来を救い出そうという母親のような情を抱いていたのである。
しかしそれを予想していた時灘に止めをさされ、戦いの中で重傷を負うが、彦禰を守れたことに満足して姿を消す。
その後は現世の人間としては死亡するものの、傷ついた魂魄をロカ・パラミアに治療され、虚圏の片隅でハリベルやネリエルの助けを借りながら暮らすことになる。