CV
ホストB：三木眞一郎
ネタバレ注意：本作の核心に触れる部分があります。
概要
第8話に登場。
漫画版だとホストA(ショウさん)は眼鏡を掛けており、アニメ版のホストBは中の人繋がりからか、髪型が微妙にロックオンに似ている。
キャバ嬢にいかに貢がせ、使い捨てにするかを深夜の電車内で語り合っていた。
それをたまたま聞いてしまった美樹さやかは、「愛する人を幸せにできるなら見返りなどいらない」という自分の正義を、このキャバ嬢の立場と重ねてしまう。
ホストの会話を否定するなら、自分も上条恭介を救った見返りを求めていたことになる。
それに気づいた絶望が、彼女が魔女化する最後の一押しとなってしまった。
さやかは怒りと共に二人を問い詰めた後、異形の姿となって二人を恐怖に陥れる。
その後二人がどうなったかは不明だが、アニメ版ではインタビューにより「生きている」事だけは判明している。
漫画版では血まみれの剣を引きずっているコマがあり、殺したようにも見えるが、作者は「読者の想像に任せる」としている。
魔法少女まどか☆マギカポータブルにも登場。
さやかルートで魔女化する展開にて、魔女に襲われた所を助けてあげた恭介と仁美に化物呼ばわりされ、自暴自棄になってしまったさやかが電車内にてホスト二人組に会っている。
二人の会話に怒りと絶望を感じ襲いかかる点は本編同様だが、声優・セリフ共に差し替えられており、特にさやかに対しての会話内容は攻撃的かつ暴力的である。
余談
ちなみに、ホスト二人組みの会話は脚本家の虚淵玄氏が実際に電車内で聞いた会話である。
果たしてまどかの脚本を製作している時に聴いた会話なのか、それともまどかの脚本を製作する前に聴いた会話なのか。
もしその会話を虚淵氏が聴かなかったらまどかの話の展開はどうなっていたのか。
それを考えると、（リアルの）ホスト二人組みの功績は意外と小さくは無いのかもしれない。
最もどんな事情があったとは言え、まさか自分の発言がこんなところで使われているとなんて彼らは知る由もないだろうが。
わずか数分の出演にもかかわらずベテラン声優を起用した理由は、シナリオの展開から高い演技力が必要なセリフの為であり、音響監督の鶴岡陽太が二人を出演させることにした。
アフレコ現場は若手の女性声優ばかりであったので、ベテランの二人がスタジオ入りすると現場の空気が一変したという。鹿目まどか役の悠木碧はかなり緊張していたらしい。
ファンからの扱い
本作中盤のキーパーソンであり、その心臓をえぐるような台詞とそれを熱演する豪華声優陣も相まって、モブキャラの中でも人気の部類に入る。
本編ではシルエットしか描かれておらず、顔も不明なため、Pixivでのイラストは少ない。
