CV:飛田展男
概要
電車の中で会話していたホスト二人組の一人。
スタッフクレジットでは「ホストA」となっているが、劇中ではホストBに「ショウさん」と呼ばれている。
本名不明。「ショウ」が本名なのか源氏名なのかも不明。
後輩であろうホストBに、キャバ嬢の扱い方を説いていた。
しかし、それは彼女らの愛情を利用し、稼ぎをギリギリまで搾り取り、暴力で支配しつつ用済みになったら捨てるという極めて非人道的な手法であった。
その会話を、自らの魔法少女としての役割に重ねてしまった美樹さやかは、それを否定しようとしてできず、絶望の渦へと堕ちていくことになる。
なお、彼の台詞は、シナリオ担当の虚淵玄が実際に電車の中で聞いた会話であるとのこと。
実際の会話内容はもっとひどかったらしい。
アニメ版ではシルエットのみの登場だが、漫画版ではメガネを掛けている。
マギアレコードにおいて(本編ネタバレ注意)
イベント『百江なぎさは願いを叶えた』内にて言及される男性。
シナリオに登場する見滝原の魔法少女「伊津見 尹縫」の顛末に深く絡んでいる。
当人の描写は姿含めて存在しないものの、ファンの間ではアニメ本編に登場した「ショウさん」本人ではないかと考察する人もいる。
なお、この「ショウさん」はあだ名であり、本名は別にあるようだ。
巴マミと同時期に活躍した尹縫はショウさんに好意を寄せており、「やさしくて、かっこよくて、みんなに慕われてる」「ショウさんは絶対に悪いことなんてしてないの!」と妄信するほどに想っている。
一方で悪い噂が多いようで、客観的なキュゥべえからも「あの人間に(尹縫自身が身を危険に晒すほど)価値があるようには見えない」と指摘されるなど、尹縫は一蹴しているものの素行が悪い人物であることは間違いないようだ。更に、悪人を殺してまわる魔法少女"夢遊の亡霊"こと「ユゥ」の殺害対象となるリストにも載せられており、それを阻止すべく尹縫がユゥに命懸けで抗戦、敗れた結果魔女と化してしまう原因ともなった。
本シナリオは本編とは別(マギレコにおける百江なぎさの顛末)を描いたものであるものの、状況的に他の世界でも破局は免れないと思しい。
尹縫の魔女はアニメ本編未登場だった「犬の魔女」であり、さやかが交戦した魔女の手下と深い関わりがある。アニメにおけるホスト二人組の会話では女性の扱いについて「犬」というワードが使われており、一部ファンからは「8年越しに伏線回収がなされてたのではないか?」という推測もなされていた。