ピクシブ百科事典は2024年5月28日付でプライバシーポリシーを改定しました。改訂履歴
編集者:okabe
編集内容:記述の追加

機体データ

型式番号F70
所属地球連邦軍
開発サナリィ
生産形態試作機
全高14.8m
頭頂高14.8m
本体重量8.2t
全備重量22.5t(マシンキャノン搭載時)
出力3,850kW
推力27,440kg
センサー有効半径不明
装甲材質ガンダリウム合金
固定武装
  • バルカン砲×2
  • ダブル・ビーム・ガン×2
  • ビーム・サーベル×2
換装武装
  • 3連マシン・キャノン×2
  • ビーム・キャノン×2
  • 150mm高速砲(150mm高速レールキャノン)×2
携行武装
  • ビーム・ライフル
  • シールド

概要

型式番号F70

雑誌企画『F91-MSV』に登場。

サナリィフォーミュラ計画によって開発された中距離支援用試作型モビルスーツ(MS)。

Gキャノンの前身にあたる機体であり、F90ミッションパック装着形態の一つであるF90サポートタイプをベースに、量産を前提に再設計した機体となっている。また、コックピットやスラスターなどの一部構造は並行して開発されていたF91が参考にされている。

本機はスペック上はF90に匹敵する高性能機であった。しかし、その実態は、構造が特注機なみに複雑かつ高額な高精度部品によって構成されており、大量生産はおよそ不可能といえる設計であった。また、動作も極めて不安定であり、ソフトウェアにはブラックボックスが多く、サナリィの専門技術者でなければ修理もままならないなど、前線での運用を無視した仕様であったことが発覚した。

このため連邦はサナリィのキャノンガンダムをNGとし、アナハイムが本機をベースに、低コスト化と安定性の向上、既存の機体との部品の共用化等、量産に適した再設計を施したものがGキャノンとなる。支援機として開発されているものの、ある程度の汎用性を有している事から攻撃型MSとみなされる事もある。

なお、名称には「ガンダム」と冠されているが、頭部センサーはバイザーに覆われておりV字型アンテナも持たないなど、外観にガンダムタイプの特徴は少ない。

設定上はかなりの高性能機とされ、サナリィが設定的に「善玉」、アナハイムが「悪玉」とされていることから様々な願望込みの考察とともに必要以上に美化されているきらいがあるが(初出記事からしてアナハイムの「落ち度」を告発するような体裁、数少ない立体物はヒロイックかつ過度なアレンジを施されたものばかり)、映像作品では登場せず、また模型誌の作例やゲームなどでの公式メディア展開もほとんど見られないことから実態は実はわからない。

漫画『機動戦士ガンダムF90FF』にも登場している。ジョブ・ジョンが自ら搭乗してテスト運用を行い、その後はファステスト・フォーミュラに配備され、ハジメ・タスカーの搭乗機として運用される。しかし、エゥーゴ残党「エグム」であるサイファーが駆るMSA-0120との交戦、メガブーストに翻弄された末にコクピットをビーム・サーベルで貫かれ撃破された。

武装

バルカン砲

連邦MSの標準固定武装。2門搭載。

ダブル・ビーム・ガン

両腕に近接戦闘用として装備する、小型の2連装ビーム砲。

3連マシン・キャノン

背部に装備する、対人戦闘やコロニー戦用の実弾兵器。

状況に応じて排除可能で、最初から装備せずに汎用型モビルスーツとして運用する事も可能。

ビームサーベル、ビームライフル、シールド

いずれもヘビーガンと同じものを使用。

ビームライフルとシールドはオプション装備である。

ミッションパック

キャノンガンダムの機体各部のハードポイントに装着可能な規格換装オプションであり、装備することで多種多様なミッションに対応できる。

各ミッションパックに関してはミッションパックを参照。

バリエーション

F71 Gキャノン

宇宙世紀0120年代に於ける地球連邦軍の火力支援型モビルスーツ。

キャノンガンダムの再設計機にあたる。

詳細はGキャノンを参照。

関連記事

親記事

編集者:okabe
編集内容:記述の追加