概要
生育環境:気温15℃前後、湿度65%
初登場は『仮面ライダー響鬼』十三之巻「乱れる運命(さだめ)」。
深海魚(リュウグウノツカイ?)の様な長い身体に翼の生えた姿をした巨大魔化魍。
水中で育ち、人間の[子供を主食としている魔化魍で、成体になると飛行できる様になり、育った巣としている沼を中心として、マッハ3のスピードで半径100キロもの広い範囲をハンティングポイントとして活動するようになる。
さらに自力で餌が取れるまで成長すると口から光る唾液を分泌し、それに触れた子供を得物として定め襲い掛かる習性を持つ。
主な戦力は鋭い牙と長い尾っぽ。
初登場となる十三之巻では幼体として登場するが、活躍する場面を見せないまま成長しきる前に乱れ童子に捕食されてしまった。
その後、二十一之巻に別個体が出現。こちらは成長しきった成体として登場し、黒クグツ(男)に導かれて浅間山付近まで移動するとヤマアラシと死闘を演じ絶命した後、新たな魔化魍ナナシへと復活を遂げる。
また、後に“オロチ現象”により各都道府県に大多数の別個体が発生する。
その他、仮面ライダーディケイドの第1話において【夏海の世界】に多数の個体が侵入して暴れ回っていた。
余談
モチーフ妖怪は姑獲鳥or産女。妊婦の妖怪との伝承は、ウブメの姫の目撃例からという理由付けがされている。