ゾロスター、他人を支配しようと、神になろうとしていたお前ほどの男が、魂を奪われ支配され、人でも神でもない存在になるとは……
効果
Disゾロスター |
R 光/闇/自然文明 コスト3 |
クリーチャー:オラクル/ディスタス 3500 |
このクリーチャーが出た時、自分の山札の上から1枚目をシールド化する。その後、自分の山札の上から1枚目を墓地に置く。その後、自分の山札の上から1枚目をマナゾーンに置く。 |
概要
『王来篇 第4弾 終末王龍大戦』にて登場したディスタスの1体。
効果は天災デドダムに近いものの、全体的な使い勝手はかなり異なる。
デドダムと異なり手札補充ができず、代わりにシールド追加を有するが、内容を確認できない為狙ったカードをシールド、墓地、マナに送る事ができないのは非常に痛い。
しかし、デッキをめくる、チェックする効果へのメタ、飛ベル津バサ「曲通風」に引っ掛からないのはこのカード独自の強み。
シールド増加は一見すると強力だが、やはり中身が分からない為キーカードの盾落ちリスクを考えると、ギャンブル要素が出てくる。
確実にシールドに仕込みが出来るカードも存在し、コスト7だが大量ドローも可能な理英雄デカルトQ等、無闇にシールド増加を狙うよりも強力なカードは多い。
また種族面でも『コマンド』を持つデドダムの方が汎用性が高い。
その一方、ディスタスなのでディスタス・ゲートに対応しており、特に砕慄接続グレイトフル・ベンとは文明も共通している上に、あちらの効果でマナゾーンからタダで召喚できる。
ディスペクターにはフィニッシャーとなる様なコマンド持ちも存在し、デドダムとの併用自体は不可能ではない。またデッキ構築次第なら五文明全てを扱え、適当なシールドからカウンターとして出せる為、界王類邪龍目ザ=デッドブラッキオを活かせるカードでもある。
余談
ゾロスターがディスタス化したクリーチャー。
フレーバーテキストでも触れられているように、かつてオラクル教団を手中に納めようと暗躍したゾロスターが、歴史の冒涜者たる龍魂珠の傀儡に成り下がるのは皮肉としか言いようがない。
またゾロスターの表情は人形のように無表情であり、我欲に従ったかつての面影さえ無い点でディスペクトしている。
実際、背景ストーリーでテスタ・ロッサがこのゾロスターを目の当たりにすると、かつての敵のあまりにも変わり果てた姿に複雑な心境を吐露した。