概要
永遠の悪魔は、チェンソーマンに登場するチェンソーの悪魔の心臓を狙う悪魔。初登場は14話。
能力
「永遠」の名に相応しく、他の悪魔と違い再生・増殖に血を必要としている描写は無く心臓を破壊されない限り不死である様子。
建造物等に取り憑き内部の空間を捻じ曲げて時間を止め、外部と完全に遮断された脱出不可能な領域にすることができる。
また、この空間は永遠の悪魔の胃の中でありいくら破壊しようが殺すことはできない。基本的に取り込まれれば対処は不可能で、閉じ込めた人間の恐怖を吸って無限に強くなっていく。
経歴
第一部
チェンソーの悪魔の心臓を狙って公安4課のデビルハンター達の前に現れるが、姫野のゴーストの右手によって捉えられ、パワーに一瞬で倒される。
しかし、これで終わりではなく自身の能力で公安メンバー達をホテルの8階に閉じ込め、チェンソーマンであるデンジを差し出すように要求する。
コベニと荒井は永遠の悪魔の契約を受けようとするが、早川アキは「悪魔側がデンジを殺したがっているということはデンジの死が悪魔の利益になる」と冷静に分析し、契約を受けることに反対し、姫野もそれに反対する。
その後は公安メンバー達を精神的に不安定にさせ仲間割れさせるもデンジはある作戦を思いつき実行に及んだ。
それは「永遠の悪魔が死にたくなるまで痛めつける」というぶっ飛んだ作戦であった。
そしてその戦いは3日にも及び………
『これが私の急所です……すいませんでしたぁ………』
「もう終わりかァ!?プールに入ってるみてーで気持ちよかったのによぉ!!」
痛みに耐えきれなかった永遠の悪魔は自身の心臓を差し出し、デンジによって殺害された。
また、以前チェンソーマンと戦ったことがある様子。
第二部
キガと手を組み、アサがデンジを武器にしたら解放するという条件で、デンジ達を田無水族館に閉じ込めた。
不和を起こすことに成功するが、アサが水族館そのものを武器にするという斜め上の方向で脱出。
さすがにアサ自身の100万円で水族館購入という常識的におかしい滅茶苦茶な理屈に(読者の気持ちを代弁して)ツッコんだりとユーモラスな一面を見せる。
戦闘を余儀なくされるが、蛸の悪魔に腕をもがれ何もできないまま水族館槍で貫かれた。
一部の個体とは別個体のようで、コウモリの悪魔同様一部からデザインが大きく変わっており、こちらは無数の腕で形成された顔のない巨人のようになっている。
余談
おそらくチェンソーマンのアニメ化に伴い、もっとも恩恵を受けた悪魔。
高級感のあるホテルを根城にし、永遠(無限)という映像映えしやすいモチーフであるが故に、5話と 6話のEDでは圧倒的な存在感を放っており、2~3話で退場する中ボスキャラとしては破格の扱いを受けている。
アニメでいろいろ優遇されている彼だが
関連タグ
永久機関(チェンソーマン):デンジのセリフより。