「キガちゃんって呼んで」
概要
『チェンソーマン』第2部に登場する飢餓の悪魔。自らを「キガちゃん」と呼んでほしいらしい。人間のような容姿以外の能力などについては不明な点が多い。大食いキャラ。
生徒会兼デビルハンター部の一員として活動しており、デビルハンター部共通の制帽と第四東高等学校の制服を着用している。顔には多数の黒子があり、両耳にはデンジの胸に生えたスターターに似た形状のピアスをしている。無表情であり、常に首を右に傾けている。
瀕死のユウコを蘇生させる手段やノストラダムスの大予言の行く末など情報にも通じている。
永遠の悪魔や根源的恐怖の名を持つ悪魔をも使い走りにできるほどの力を備えていると思われ、単なる大食い食レポ要員ではない底知れなさがある。落下の悪魔については、目的未達であっても謝罪のみで済ませているなど、『契約』に依らず単純な力関係のみで従えているのではと思われる節もある。
支配の悪魔や戦争の悪魔に対しては姉の序列にあり、自分を姉と思い込んでいる一般人ではないことも判明している。
作中の動向
制服強強剣でユウコを撃破したアサに接触。ヨルの姉を名乗るが当のヨルは会うのが久しぶりすぎて正体に気が付かず、「知らない。イカれた女じゃないか?」「コイツの話は聞いちゃダメ」等と言われていた。
三鷹アサとデンジの水族館デートの際にヨルを一時的に連れ去り、永遠の悪魔をけしかけた上「デンジ君を武器にするまで水族館から出れないから」と言いデンジの武器化を求めた。
第122話では接触した吉田ヒロフミの奢りで喫茶店でその名に恥じぬ大量注文を敢行。
ノストラダムスの大予言に関わる何かを企んでいるらしく、問い詰めるヒロフミに対し新たなる根源的恐怖の悪魔の出現を告げる。
第131話ではノストラダムスの大予言に対してピザや中華料理を保護する為に人類を守護するという大目的が明かされた。アサへの干渉を繰り返していたのはそこに至る小目的のため、戦争の悪魔の強化策の一環であるらしい。だが支配の悪魔とは目的についてはある程度一致してはいるものの、彼女には学業を理由に協力を拒否された。
第135話ではアサの自宅に闖入。恥ずかしいポエムで悶絶するヨルとアサをよそに食パン1袋を強引に要求。いちごジャム1瓶を消費し完食してしまう。さらに冷蔵庫を無断で開け中身を物色。だが本命はアサを『チェンソーマン教会』へ勧誘することだった。
余談
- ヨハネの黙示録の四騎士のうち、黒い馬に乗った第三の騎士が司るのが「飢餓」である。とある人物を生き返らせたことから、長らく「死の悪魔ではないか?」と推測されていた。
- 水族館でデンジが見たがっていたペンギンの和名は「企鵝(きが)」であり、彼女の登場と正体を暗喩していたのではないかとファンの間では推測されている。
関連タグ
チェンソーマン 悪魔(チェンソーマン) 黙示録の四騎士 ピザ ドカ食い
ヨル(チェンソーマン):妹?
マキマ(支配の悪魔:同じ同心円状の瞳を持ち、そして黙示録の四騎士がモチーフと思われることからこの人も姉妹と思われる。
姉を名乗る不審者:名前が判明するまで、一部の人からはこう呼ばれていた。