概要
元韓国人で、現在は日本に帰化している韓国系帰化人である、日本の作家・評論家の呉善花氏による著作の一つ。小学館新書より、2013年12月7日に出版された。
本書では、作者である呉氏の祖国である韓国を、国民である韓国人の歴史的・民族的な性格、特に身内ばかりを利する偏狭な利己主義が、反日民族主義を形作り、内部から国を蝕んでいるという現実が論じられており、このままでは韓国は社会崩壊しかねない深刻な状況にあるとしている。
そのため、韓国がこれ以上『反日主義』に傾倒し続ければ、明るい未来が来ることは永久に無く、自ら招いたこの事態を根底から反省し、そこから誰の手も借りることなく、自己改革への道を開いていかない限り不可能だと断じている。
本書は大変好評であり、2015年には海外向けの英訳版である『Getting Over It ! Why Korea Needs to Stop Bashing Japan』が出版されている。