フォウ(DOD3)
ふぉう
概要
ウタウタイ姉妹の五女。山の国を統治する。姉のことは「○○姉様」と呼ぶ。
茶髪をツインテールにしている。他者より爪の伸びが早く、昔は爪を噛む癖を持っていた。
優等生的な性格で口調も折り目正しく、人の話をきちんと聞ける真面目な性格。性欲は旺盛ながらも、抑圧された性格のせいで性行為に及ぶことができず、姉妹の中で唯一の処女。
曲者ぞろいの姉妹の中では優等生っぽい雰囲気をしてるが、その裏側には歪んだ劣等感が隠されている。
左手に鉤爪を装備し、格闘戦を得意とする。
召喚する魔獣は宙に浮かぶ巨大な城の姿をしたアルマロス。別ルートでは魔獣化させたドラゴンであるゾフィエルを召喚する。
「本当のゼロ姉様は優しいはず」と、ウタウタイの中で唯一ゼロと戦うことを拒絶している。
使徒はマゾヒストなだけではなく、諸々の意味でアウトなデカートである。
山の国
山々に囲まれた国で雪に覆われている。また砂の国のように魔物が住み着いている場所もある。
国の範囲が狭いということで予想外なことに対応しきれなくなると自分の殻に閉じこもってしまうフォウにはちょうど良いとワンの観察眼によって領主になったそうである。
この先ネタバレ注意
作中最後の分岐と、オフィシャルサイトの小説から、彼女の鬱屈し歪みきった面をうかがい知ることができる。DLCではさらに彼女の本性に迫ることができる。
人物像について一言でいうと「自分は悪くない」と思い込もうとしている真性の偽善者かつエゴイストである。自身が悪だと判断されないもしくは誰かのためという大義名分さえ存在すれば、大量虐殺も残酷な所業も、綺麗事を吐きながら喜んで行っている。まさに外道。
また、上辺で敬意を示しているゼロやワンに対しても、平気で罵詈雑言を吐けるという、人間としての歪さが姉妹の中で最も顕著である。
そんな彼女は自分自身を最も嫌っている。良くも悪くもDODシリーズらしいキャラクターである。