プロフィール
概要
白いドラゴンを伴う今作の主人公。ウタヒメ姉妹の長女。
露出度が高い白い衣装を身に着けている。左手は義手であり、圧倒的な剣戟能力を誇る。剣以外にも槍、爪、チャクラム等といった多彩な武器の扱いに長けている。右目から生えている花には何か秘密があるようだ。
ウタウタイ達を皆殺しにするのが目的。
性格は乱暴で面倒くさがり。非常に男勝りな口調で喋り、真面目なワンとの間には諍いが絶えない。また、性に関してはとても開放的(しかし、スタッフ曰く「ビッチではない」とのこと)。
「ゼロ」という名は本名ではなく、「自分には何もない」という意味で彼女自身がつけたもの。
ミハイル
冒頭のワンとの戦いで致命傷を負った、白いドラゴンミカエルの転生体。
ゼロは理由あって彼の成長を頼りにしている。
外部作品への参戦
同社のアーケードカードゲーム「ロードオブヴァーミリオン3」のVer3.1でミハイルと共にゲスト使い魔として参戦。
種属は不死、ジョブはディフェンダー、タイプは「狂戦士」、コスト40、ATK70、DEF50という中型使い魔として扱われているATK偏重のステータス。
召喚時点からそれなりの火力を誇り、DEFが超覚醒時点でも140しか無いが、超覚醒時にアビリティ「エネオブジェアップD」というアビリティが発動する。このアビリティの効果は「相手側のマナタワー及びアルカナストーン周辺にいる場合、DEF上昇」という効果でアビリティ発動時のステータスはHP550、ATK160、DEF200になる。
最大の特徴はアーツ「ウタウタイモード」であり、発動に50マナという高いマナ消費をするが効果は「一定時間、自身のATK及び移動速度の大幅UP」であり、超覚醒時かつアビリティ&アーツ発動時のステータスはHP550、ATK230、DEF200、更に高速移動状態というとてもコスト40とは思えない数値になる。(寧ろ、ATKとDEFだけ見ればコスト60の超覚醒使い魔と同等)
コスト40な為、スロウアタックの移動速度低下は抑えめだが自身の移動速度上昇がそれを補っているのでスロウアタックを当て続けながら逃げる相手を高速移動で追い続けるというアタッカーからしたら恐怖同然の戦法が可能。
しかし、あくまでも強化させるのはATKと移動速度だけなのでDEFとHPはコスト相応なので無茶な運用は出来ず、DEFもアビリティが「攻めに発揮するが守りや逃走には発揮しない」性質なので運用には細心の注意が必要。
とはいえ、一部使い魔以外は中盤~終盤にかけてはステータス不足で力を発揮し難いコスト40使い魔の中で、多くのマナを払うが終盤でも戦力になれるこの使い魔は魅力的であり、手頃な戦力としては十分扱える。
関連イラスト
関連タグ
シリーズ主人公一覧
ドラッグオンドラグーン | カイム |
---|---|
ドラッグオンドラグーン2 封印の紅、背徳の黒 | ノウェ |
ドラッグオンドラグーン3 | ゼロ |
ニーアレプリカント / ゲシュタルト | ニーア |
ニーアオートマタ | 2B |
ニーアリィンカーネーション | フィオ |
以下、ネタバレ
ネタバレ注意(ゲームクリア後推奨)
その正体は公式サイトの小説にて記述されている「薄紅」のなれの果てである。
死後、花に寄生されウタウタイとなった。彼女は花に世界を滅ぼせるだけの魔力が秘められている事を知り、無理矢理えぐり出そうとした。
しかしその行動によって花の防衛プログラムが働いてしまい少女の姿をした5人のゼロのコピー(後の妹達)が生まれてしまった。
花とウタウタイはドラゴンの攻撃もしくはそれから作られた武器によってのみ破壊可能な為、
出会ったミカエルと共に妹を根絶やしにした後に自分も殺してもらうというのが旅の目的だった。
生前の彼女
ストーリーサイドによると物心ついた時には既に父親はおらず、母親に虐待されながら育ち、異性の相手ができる年齢になった頃に娼館に売られた。
最後まで母親には名前を呼ばれなかったらしい(そもそも名前があったかどうかも不明だが)。
娼婦として働いていくうちに同じ娼婦である「紫紺」という友人ができ、名前がないことを話すと瞳の色から「薄紅」と名付けられる。
紫紺から脱走を持ち掛けられ、共に娼館から脱出するも実は盗んだ金の運び手が欲しかったがために自分が選ばれたことを言われ、殺されそうになるも異変に気付いた娼館の者たちに発見されたことで紫紺とその客である仲間が逃げたため回避したが、そのまま連れ戻された。
このときに「仲間」への不信を持つようになる。
今度は同じ失敗はしないようにと娼館にいた者全員を殺害し、逃げた後は強盗や殺人を繰り返し「薄紅の魔女」として指名手配される。
しかし放浪している間に不治の病にかかり、重症化して身動きが取れなくなったところを捕らえられ拷問された後に、他に圧政者の打倒に失敗して自身よりも酷い拷問を受けた少女たちと共に打ち捨てられる。
瀕死状態時に「なぜ自分はこうまでして苦しまなければならないのか」「なぜ正しい少女達が酷い目に遭わなければならないのか」「こんな世界を作った領主どもが憎い」と世界の理不尽と国の領主たちに憤りを覚え、自分の傍に咲いていた「薄紅色の花」を見つけ見惚れていくうちに視界は花でいっぱいになった。
この後息を引き取るが、同時に花に寄生され蘇生した可能性が高い。