概要
CV:伊藤静
ウタウタイ姉妹の6女。海の国を統治する。姉のことは「○○お姉様」と呼ぶ。背中に背負った十字型の大槍で戦う。
額にローマ数字の「Ⅴ」の痣があり、豊かな金髪に華美な容姿を持つ。
「花」により異常発達しているのは「胸」。他のウタウタイ達が己の体の異常性を持て余しているのに対し、彼女は胸を露骨にアピールしたり戦闘の真っ只中にもかかわらず冗談半分にゼロに触るよう求めたりと誇らしげに思い常に自慢している。
また、そのことが原因でフォウの怒りを買っている(後々この怒りが非常に悪質なものと判明するが)。
従える魔獣は「いでよ」の号令で召喚するカニの姿をしたファヌエル。別ルートでは「蠢け」の号令でゾンビ型の魔獣ガルガリエルを召喚する。
使途はあどけない顔とは裏腹に醜いもの全般を好みそれ等を痛めつける事に興奮するサディストのディト。
自信家で派手好き、ありとあらゆる欲が強い強欲な人物。そのためウタウタイの中でも特に性欲が強いようで、ディトにも辟易されている。また、痴女であり、実の姉であるゼロにもその妖しい矛先を向けている他、どこぞの爺さん程ではないがピー音がセリフの最中に入ることも多い。しかし、実は不感症でもある。
食欲も強く、大食いで味付けの濃い食べ物を好む。DLCでは伝説の食材を探して旅に出るほど。その際、現地住民に屈辱的な逆レイプをしたという話をしてディトを引かせた事もある。また、料理上手で魔物もおいしく調理できるトウとは特に仲が良い様子。
その一方で飽き易い性分も持ち合わせているため、彼女の存在は海の国の交易に大きな役割を果たしている。
欲望の対象は、次第に肉体的なものから精神的なものにシフトし、主人公ゼロに殺される少し前には、それまで好んで食べていた大量の肉類ではなく哲学書を注文したり、貧しい子供たちに食糧配給を指示していた。
海の国
海に囲まれた島国でコロシアムや海中に沈む遺跡などが存在している。
ファイブが領主になったのは海なら美味しい海産物が多く獲れるのと海の光景を気に入ったから、というのが大きい。強欲だけでなく飽き性が強い彼女は物を手に入れた途端すぐ興味を無くすため、要らなくなった物を売り払っては新しい物を手に入れるという循環によりそれが商業の大きな根本となって海の国の利益に貢献しているとのこと。
関連イラスト
関連タグ
ゼロ(DOD3) ワン(DOD3) トウ(DOD3) スリイ フォウ(DOD3)
クレクレパトラ…別作品の登場人物だが、ファイブと同じく強欲な美女。ちなみにだが、ファイブの中の人である伊藤女史もその作品に出演している。
ネタバレ
この先ネタバレ注意
Aエンドでめった刺しにされた挙句背後から両断されるという衝撃的な死亡シーンでプレイヤーを驚愕させた彼女だったが、Dエンドでは腐敗した状態(ちなみに目の焦点が合っていない)で復活し、ガルガリエル(前述したゾンビ型の魔獣)の死体を食べて回復するという凄まじい姿でゼロ達の前に立ちはだかる。この姿を見たディトは狂喜しファイブ側に寝返る。
ファイブが腐敗状態で復活したのは彼女の「死にたくない」という思いが花の力に呼応。
しかし体の損傷の酷さとそのときの花の力が弱かったがためのアンバランスにより歪な形で叶えられてしまった結果らしい。
しかし最も美しいものを好み最も強欲だった彼女が、最も望まない形でディトの心を手に入れるのは皮肉である。
この戦いに敗北後、わずかに残った自我でゼロに話しかけた後に「すぐにそっちへ行く」と言われて止めを刺され、今度こそ死亡した。
また、その最中に離反したディト、それを食い止めようとしたセント(トウがいない世界がどうでもよくなったことも理由にある)が魔獣を歌の力なしで召喚したためハトに戻った。