概要
『龍が如く6』に登場する、『龍が如く』シリーズのメインヒロインであるあの澤村遥の子供。正確な年頃は不明だが、1歳未満とされている。『6』のプロローグで主人公・桐生一馬がミルクを与えていたシーンで驚いたプレイヤーは少なくないだろう。
劇中で桐生は秋山の生死も聞かず、ハルトを連れていき(半ば誘拐に近い)、この子の父親が誰なのかを確かめるため、遥が失踪したという広島・尾道仁涯町へ足を踏み入れる。
物語中盤でハルトの父親は、桐生と行動を共にしてきた宇佐美勇太であることが判明し、遥が広島で出会った勇太と一夜を共にした際に身籠った子供(勇太は「あの一回だけっすよ」と遥と性交渉したことは憶えていたものの、まさか子供ができるとは思っていなかったらしい。ゴムしろ)で、後に広瀬徹の計らいで母子ともに匿われる中で産まれた。
ハルトは漢字で表すと「遥勇」となり、名前の由来は母親の澤村遥の「遥」と、父親が宇佐美勇太の「勇」から名付けられた。
さらに勇太が「祭汪会」のボスビッグ・ロウの子供であることも明らかになり、つまりハルトは祭汪会の血を引く者ということになる。そして、後継者である息子のジミー・ロウが殺害され、後継者の枠がもう一人の息子である勇太にスライドしてきたことにより、組織の掟に従って日本人との混血であるハルトを殺すために祭汪会から狙われることになるが、桐生により祭汪会は勇太とハルトから手を引くことになったため一安心と思われていたが、今度は陽銘連合会にも狙われ、終盤では事件の黒幕である巌見恒雄に母親の遥と共に誘拐され人質に取られるも、桐生達の活躍で救出され、最終的には意識を取り戻した遥の手に戻り、事件後はアサガオで両親と共に暮らす。
余談
終盤で巌見と内通していた東城会の菅井が自害するシーンの引きの絵で、ハルトが空中に浮いているというバグがあり、PC版が発売されても未だに修正されていない。シリアスなシーンで『6』の主題歌である山下達郎の「蒼氓」が流れているにもかかわらず、シュールな笑いに変わってしまっている。遥関連をはじめ何かと評判の悪い『6』だが、最後まで締まらない終わり方となった。