CV.岡本信彦
人物
伊勢佐木異人町の異人三の一つ、同胞以外を全て敵とみなす、鉄の結束を誇る武闘派中国マフィア「横浜流氓（ハンピンリューマン）」の若き総帥。派手な衣装に身を包み、気さくな人物だが本心が読めない喰えない策士の男。料理の腕は一流という顔も持つ。好きなコーヒーはモカ。
派手な外見と軽薄な口調は一見すると「マフィアの重鎮」というイメージからは程遠いが、春日たちと初めて出会った際の様子などから、修羅場ではその軽薄さを狂気すら感じさせる域に昇華させることで威圧の手段に変えていることが窺える。
パーティチャットではゲーム好きな面を見せ、特にドリームキャストやゲームギアといったセガハードでよく遊んでいたことを言葉の端々に覗かせる。
経歴
前総帥の息子として生まれ、勉学も運動も優秀で、悪知恵も働くため次期総帥候補として挙げられていたが、本人はやる気がなかった。しかし、外部との抗争といったごたごたなど外的要因で流れるように、総帥に就任し、異人三の真実を知ることに。
総帥就任に消極的だったのは、自分自身がいわゆる器用貧乏な性質で向上心というものが欠如していることを自覚していたからであり、その分向上心や野心の塊である馬淵を高く評価し、「マフィアの総帥」としては馬淵の方が素質があると感じていた。この点については春日も「（裏社会の組織にありがちなメンツやケジメへの）こだわりをあまり感じず、部下の手前ボスらしく振舞っていただけに見える」と評している。
自身が信頼していた馬淵の裏切りや近江連合などの襲撃により、自身も横浜流氓も大打撃を受けた際、「組織やメンバーが存続していればボスが誰かは大した問題じゃない」という考えのもと、総帥の座を降り（組織自体を脱退したかは不明）、次期総帥にコミジュルのボスであるソンヒを指名し、春日達と行動を共にすることとなった。
後にシリーズ外伝的作品であるロストジャッジメントにも声はついていないが、ゲスト出演という形で登場する。
作中の敵対組織であるRKが異人町全体で暴れている上、コミジュルにまで襲撃をかける命知らずっぷりなのだが、ノンキに中華料理店で料理をしている。その際鉄爪に「ウチの上の人」と紹介されている。
『維新!極』では新撰組八番隊隊長『藤堂平助(オリジナル版では『馬場茂樹(大東駿介)』)』として登場する。
戦闘スタイル
専用ジョブ：マフィア
片手剣を武器に、剣術と体術で戦う非常に攻撃力の高いキャラクター。
貴重な初期ジョブが斬撃属性であり、極技も打撃と斬撃に特化している。
RPGで言うところの武闘家ポジション。
関連イラスト
