CV:桑島法子
概要
『BORUTO』に登場する謎の組織『殻』の幹部である「内陣(インナー)」の一人にして紅一点。
組織を脱走したカワキを連れ戻すために、果心居士と共に木ノ葉隠れに侵入する。
人物
額の中心に「Ⅰ」の文字がある。ウェーブのかかった金髪が特徴の女性。
美人な容姿だが、口が悪く短気で他のメンバーと度々に衝突することもあるほど気性が荒く、好戦的且つサディスティックで人を弄ぶことを好み、殺すことにもためらいもしない残忍な性格。
殻で訓練を受けていた頃のカワキを相当に虐げていたらしく、カワキは彼女に対して苦手意識がある様子。
作中では木ノ葉の里に保護されたカワキの様子をしばらく監視するという果心居士の意向に反発し、挙げ句に業を煮やしてカワキ奪還のために独断で木ノ葉に侵入。単身での迎撃を買って出たナルトと交戦し、戦いが長引くとその場にいたヒマワリを囮にして父娘まとめて消し飛ばそうとするが、カワキが盾になり失敗。
弱点を見抜いたナルトに倒され行動不能に陥るが、肉体を自爆させ、アジトに戻ったドローンのバックアップデータから復活した。
正体
三途アマドの娘・アケビのクローン...の失敗作。
オリジナルであるアケビの死後、アマドによって生み出されたが、人格の再現に失敗した結果、現在のような性格になった模様。
肉体の予備があるのはそのためであり、創造者であるアマドとそれなりに整った設備が存在する限り、何度でも復活することができる。
能力
他の「殻」のメンバー同様に、身体のいたるところに科学忍具を移植されている改造人間(サイボーグ)。大別して、以下の能力を持つ。
- 肉体の変形
腕部を変形させるカワキに対し、主に脚部を変形させ攻撃に用いている。この脚部はブースターの役割も果たし、飛行も可能。
- 眼球
「眼球まわりの忍術を吸収し、任意のタイミングで放出する機能」と「細胞を死滅させることで再生能力も無効化する破壊光線の発射機能」を有する。前者には吸収可能なチャクラ上限を超過するとオーバーヒートを起こす、後者にはチャクラ消費が激しいという欠点がある。
- ドローン
三角形の機体で、各頂点にデルタと視界を共有する目がある。普段は背中に埋め込まれており、使用時は分離・遠隔操作する。エネルギーにチャクラを使わないため感知結界をスルーできるという偵察に便利な利点がある。
そしてこのドローンはデルタの「核」の役割を果たしており、たとえ肉体を失ってもドローンの部分が無事ならばアジトに保管されているスペアの肉体に記憶を同期させることで復活することができる。
関連タグ
サソリ(NARUTO):暁所属の忍で共通点も多い(全身を様々な機能を持つ人傀儡に改造し、核があれば復活できるなど)。余談だが、蠍座を構成する星にデルタがある。