概要
うろおぼえウロボロス、めだかボックス、症年症女に続く西尾維新のジャンプ系漫画第四弾。
今回のテーマは「暗号」だが、著者らしくただの謎解きパズル漫画では終わらない。
あらすじ
現代日本。時の政府は第四次世界大戦に備えて暗号解読員を養成する傭兵学校『暗号学園』を創設。
そこに一学生(一般人)として入学したいろは坂いろはは、洞ケ峠凍と出会い謎のメガネを手渡された事で暗号学園の秘密と個々の陰謀が絡んだ『暗号戦争』に巻き込まれていく。
主な登場人物
いろは坂いろは(いろはざか いろは)
1年A組1番 11月21日生まれ。
主人公。西尾作品によく居る女子にしか見えない男子。
女子が多い「暗号学園」に時節柄の関係で選ばれた一般生徒。
暗号の「あ」の字も分からない素人だったが、凍から受け取った眼鏡の力で暗号解読の能力と快感に目覚めていく。
口癖は「いろはのいだよ」。
洞ケ峠凍(ほらがとうげ こごえ)
1年M組0番 6月7日生まれ。
東洲斎達に追われていた所をいろはに匿われ、お礼として暗号のヒントが浮かび上がるスマートグラス型の戦争兵器を託す。
暗号学園に眠る暗号資産500億M(モルグ)の発掘を目的として暗躍。いろはに「それだけあれば世界で起きてる戦争の半分は停めることができる」「一緒に戦争なくそうぜ」と語っているが真偽は不明。"戦争屋"という呼び名や表向き存在していないM組を自称するなど、未だ謎の多い人物。
口癖は「大きな声じゃ言えないがね」(こごえ→小声だけに)。
東洲斎享楽(とうしゅうさい きょら)
1年A組10番 5月1日生まれ。
いろはのクラスメイトで学園1の悪役令嬢。
大手兵器メーカー『踏襲図(キックアタックプランニング)』の跡取りで、凍の元雇用主。
凍が500億Mを手にすれば世界で起きている戦争を倍に増やしかねないとして(また自身を裏切ったことへの私怨からか)彼女を追う中で、凍の新しい手駒と思われるいろはに接近する。
口癖は臀部にまつわる夥しいまでのスラング(「ケツの穴から手を突っ込んで奥歯ガタガタ言わされたいの?」など)。
関連動画
公式PV
関連タグ
澄百合学園:西尾作品に登場する傭兵育成学校。
D機関:暗号学園の授業カリキュラム内容がほぼ同じ。