IzumicBallade
いずみっくばらーど
ゲーム概要
『何かの間違いでTAKERUにも登録されてしまった、M改処女作RPG。
作者自身も散々けなしてきたいわゆるクソゲーではありますが、ゲームの進め方や裏技が予め分かっていれば、それなりに楽しめる部分もあるかもしれません。私自身も数年に1度通しプレイをしたりしますが、その後必ずと言っていいほど今の力でRPGを作ってみたくなってきます(^^
攻略手順は三陸王者#0を参照ください。』
と作者本人が酷評し、黒歴史扱いされているが、一定のファンが居る模様。
ストーリー(オープニング)
イズミ「ちやっす、私、糸井イズミ。吹奏楽やってます。」
・・・・・・バス・クラリネット・・・・・・
吹奏楽やオーケストラに欠かすことのできない楽器。シャープな音で中低音を支える
中学三年生のとき・・・・・・
イズミ「あーあ、道、迷っちゃったかな・・・・・・ ・・・・・・んっ?」
「・・・すごい人だかりが・・・・・・ いってみようかな・・・」
「えーと、なになに・・・ ・・・第十三回定期演奏会・・・入場タダ」
(♪~)
司会「さて、次は第十三回定期演奏会のハイライト、ヒデトさんによる吹奏です!」
ヒデト「みんな、ついてきな!」
(♪~)
イズミ「す、すごい・・・」
(♪~)
(喝采)
数日前・・・・・・
イズミ「す、すみませーん!・・・・・・吹奏楽部に入りたいんです!!」
ティーチャー「ああ、それは別に良いが、前にもたくさんの者達が入部して来ているからな。選べる楽器ももう少ないぞ。ん・・・・・・・・・・・・・・・よし、おまえはこいつを使え!」
ティーチャー「それは、バス・クラリネットといってな・・・ クラリネットの音階がそのまま低くなった楽器だ。主に中低音を支えるぞ。」
イズミ「(へぇー・・・、それじゃあけっこう重要だよ・・・・・・。たいへんな楽器を使うことになったかな・・・・・・)」
ヒデト「よっ、お前も新入りか。おれはヒデト。きみは?」
イズミ「あ、私は糸井イズミです!」
ヒデト「その楽器は吹けるか?」
イズミ「え・・・な、なにも・・・・・・」
ヒデト「まあ、そう焦るな。おれが教えてやるよ。」
イズミ「はい・・・!」
ある日
ティーチャー「よし、それじゃあ戦慄、吹いてみようか!!」「1.2.3.はい」
(♪~)
ティーチャー「休憩!!」
?「イズミちゃん、上手いじゃん!」
イズミ「楽譜見せて」
・・・「いいよ。」
イズミ「なんじゃこりゃ!」
(びっしりな楽譜)
イズミ「うひゃー」
イズミ「私のは・・・」
(全休符で埋め尽くされた楽譜)
イズミ「・・・・・・・・・」
ティーチャー「時間だ。それじゃあハルトのテーマいってみようか!」
イズミ「(あ、あれ・・・・・・?ないぞ・・・?・・・楽譜、貰って無かったかな・・・・・・・・・・・・いいや、アドリブで吹いちゃえ)」
ティーチャー「1.2.3.はい」
(ピー!)
ティーチャー「な、なんだ・・・!? 何が起こったっていうんだ!!?」
イズミ「あ、あはは・・・・・・ ・・・私です・・・。」
イズミ「先生!聞いて下さい!!・・・・・・私がなんで顰蹙(ひんしゅく)したのかを!!!・・・・・・楽譜が無かったんです・・・・・・。」
ティーチャー「なにー?それを早く言ってくれ!それじゃあ探してやるから待ってなさい。只今、探索中・・・・・・ ・・・・・・無いぞ・・・・・・ んー・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ・・・・・・あー、思い出した! これ、元々バスクラの楽譜は無かった。」
(ショックを受けるイズミ)
しかし、吹奏楽やオーケストラの関係に関わっていない者達への知名度は決して高くはない。
ステージでいくら演じても、気づいてもらえない事が多いのだ。
イズミ「・・・こんな事じゃだめだ!もっとバスクラを有名にしなくちゃ!そしてもっと 分かってもらわなくっちゃ!!」
この物語は、そんな楽器をこよなく愛するひとりの少女の物語である・・・・・・
こうして、長い戦いがはじまった。
登場キャラクター
(「完全攻略キョクゲン ディスク3『三陸王者#0』(特別発行ディスクマガジン)IZUMIC資料集より引用)
- 糸井イズミ 物語のヒロイン。和泉野町の大手デパートのアイドル的存在☆ひょんな事から吹奏楽が好きになるが、自分の楽器が目立たない為に一人で力んでいる・・・。
- 中新田ヒデト もはや典型的モテモテボーイ。その凄さはまるで漫画だ。イズミもその犠牲?となる。敏腕サックス奏者。ヒヨリとの交際疑惑が浮上している。
- 海老名ヒヨリ 実はチューバ奏者。ヒデトとの交際疑惑で命を狙われてそうなのだが、なぜか無傷。 まさか楽器に災護シールドが・・・!?
- T先生 パワフルな顧問だ。頭に98の文字があります。彼がPC98のMIDIでよく作曲しようとするので、それがファッションに・・・?ちなみに彼の親友の物理部顧問の車のナンバーは宮53ひ9801である。登場はしない。
- 糸井ヒゲマサ 何となく凄い名前だ。イズミの父親。何と彼こそが和泉野町の大手デパートのオーナーである。
- 糸井セラム ここにおりました、もっと凄い名前の方が。(^^; イズミの母親。性格は父親と正反対。金くれと言わんでも金をくれる。イズミもこうなっちゃうのかな・・・。 ヤメテクレー!
- セイノ八尋 ヤヒロと読みます。彼の発明道具が無いとクリア出来ない(^^;今回の事件の事を色々と知っているようですが、実はこの人は・・・
関連イラスト
バグ情報
(「完全攻略キョクゲン ディスク3『三陸王者#0』(特別発行ディスクマガジン)「デバッグ情報センター」『バグが残ってました』より)
- MSX2等のVDP保護機能の無い機種で文字化けを起こす。
- MSX2+だとオープニングが途中で止まる。
- ノーベルハンマーにカーソルを合わせたままマップを切り替えると足元が破壊されている。
- 一部機種で体験版キョクゲンが出来ない。
- ほんとのたまに、全ての処理が止まり音楽だけが鳴り続く。
- FM-PAC音源を認識しない
- 絶対無敵に設定しているのにやられる。
- キョクゲンで地上物を破壊すると、ために画面がおかしくなる。
(ネット情報)
- バトル中の被弾演出でフリーズする(プログラムから被弾の音を再生するプログラム文を削除する事で回避可能説有り)
- 敵戦闘演出の読み込みでフリーズする(敵の情報ファイルを読み込むのに失敗している事が原因の模様(情報ファイルを全てプログラムの中に組み込む事で処理の高速化とフリーズ原因の除去が可能だと予測されているが、肝心のデータの解析が困難の為出来ていない模様)
英語化
熱狂的な海外のファンにより英語化が進められている。
MSX-BASICなので解読・編集が比較的簡単だと思われたが、いざプログラムを解析してみると、スパゲティコード化してしまっている為困難となっている模様。
なお、そのようになってしまっている理由に意図的にスパゲティ―コード化して解読を妨害しているのではと予測されている。
その根拠とされている物に、プログラムを解析している最中にダミープログラムらしき物が組み込まれている疑惑が浮上した為。
なお、頻繁にフリーズを起こす原因とされている物に下のようなものが在る。
フリーズ問題と英語移植を困難にしている原因の大きな理由となっているデータファイルの暗号の復元方法がゲームプログラムとMSX本体の回路の電気信号に依存している(そのまま読み込むと言語コード無しの状態となる為、数字の羅列となって解読不能となる)(なお、本体の動作処理を復号コードに利用して読み込みをしている為静電気などの外部からのノイズを受けるだけで復号に失敗してい、フリーズを引き起こしてしまう)という説が存在する。