概要
M改 正式名所「MSX改Project」とは一人同人サークルの名前で有る。
因みにサークル運営者である「畠山 忍」氏のハンドルネームは「M-KAI」となっており、XBOX360のゲーム「ESCHATOS」のスタッフロールも「M-KAI」名義となっている。
主にシューティングゲームを専門としている。
制作及び制作にかかわった作品
Izumic Ballade(イズミックバラード)
動作環境
MSX2/2+/turboR RAM64KB VRAM128KB
ただし、最終バージョン意外だと、MSX2/2+ は処理落ちが酷く全くおすすめ出来ないとの事。
「何かの間違いでTAKERUにも登録されてしまった、M改処女作RPG。
作者自身も散々けなしてきたいわゆるクソゲーではありますが、ゲームの進め方や裏技が予め分かっていれば、それなりに楽しめる部分もあるかもしれません。私自身も数年に1度通しプレイをしたりしますが、その後必ずと言っていいほど今の力でRPGを作ってみたくなってきます(^^
攻略手順は三陸王者#0を参照ください。」
と本人の公式サイトで発言している事から黒歴史となっている模様。
レビューサイトの評価では最終の方はカンスト状態にしてある事が前提のレベルバランスとなっている為アイテムの取り逃しが有ると実質上の詰み状態となってしまうとの事。
と、批評だらけな「Izumic Ballade」だが、国外では何気に熱狂的なファンがいる様で、
しかし、日本語を英語に差し替えた事が原因のフリーズバグに悩まされている模様。
完全攻略キョクゲン
動作環境
MSX2/2+/turboR RAM64KB VRAM128KB
ディスク2枚組+1枚(三陸王者#0)の3枚組
「真のデビュー作。
前作の教訓により、初のオールアセンブラ化(ぇ 市販品と同等のブート形態に挑戦しており、以降のソフトも同様の形態を取っています。
この作品によって、同人の魅力的な収益システムの虜になった自称プロデューサーは数知れずw
しかしそれでも、オフ会などで新しい方に出会うと、ジャッジメントとこのタイトルを自ら真っ先に挙げてしまうぐらいなので、決して黒歴史というわけではないようです。
オブジェクトの取り扱いが雑だとか思いながら、今でもたまにプレイしています。」
12種類(隠しを含めると16種類)の機体で全8ステージを戦う「ADVENTURE」モードと、機体固定でスコアアタックを行う「2分モード」「5分モード」を持つ。そのことからも分かるようにハドソンキャラバンシューティングの影響を受けてはいる(その為、自動連射機能が存在しないが、キーボードプレイを想定していなかったらしく、キーボードで操作すると、自動連射でプレイする事が可能となっている)が、それだけではない過去の膨大なシューティングゲームへ随所でオマージュを捧げた演出が入っている。
このゲームは同人ソフトとしては珍しくプロテクト(コピーガード)がかかっているのだが、一部のMSX2/2+で誤検知するバグがあった。そのため、「三陸王者#0」(完全攻略キョクゲン ディスク3)にはプロテクトを解除するパッチと、コピーガード誤動作によるゲームデータの自壊処理によって破損してしまったプログラムデータを修復するプログラムが収録されている。
三陸王者#0
動作環境
MSX2/2+/turboR RAM64KB VRAM128KB
(完全攻略キョクゲンのディスク3として発表されたディスクマガジン)
「ゲーム完成直後にしかリリースしない、サポートディスクマガジン。
キョクゲン完成記念に製作。昔はこんな余力もあったんですね。
今ではすべてホームページに取って代わられているので、以降の作品では続編は出していません。
文章がメインですが、当時何が恥ずべきことかを理解しておらず、不快な表現も目立つかと思います。申し訳なかったと同時に、もうこんな文面は絶対に書けないと思います。
キョクゲンの隠し要素やIzumic Balladeの攻略も掲載してありますので、そちらをメインということでひとつよろしくお願いします。」
隠し要素などを掲載しているが、それらは直ぐには見れないようになっている。
その例として、例えば1/1ページなどの表記だとしても実際は200/1ページなどの隠しページが有るうえその間に空白のダミーページが大量に有るせいで、記載ページにたどり着くのにも一苦労となっている。
さらに、ミニゲームの点を稼いで、BGMやCPUモードを「購入」しないと、設定が選べない。最初は無音で、まずPSG、次にFM音源というふうにグレードアップしていく。点数はセーブできるので、時間をかけてじっくりと中身を見ていく必要がある。
PLEASURE HEARTS(プレジャーハーツ)
動作環境
MSX2/2+/turboR RAM64KB VRAM128KB
「PLEASURE HEARTS・・・ようやくかんせいです。 これからフロントラインヘていしゅつします。
いやー、みじかいようで、ながいみちのりでした・・・。 おもえば1ねんいじょうまえ、フロントラインから「PCMかんれんのハードをリリースしたいので、たいおうゲームをつくってくれ」とたのまれ、ちゃくしゅしたのがこのソフトでした。 はじめは、とうじせいさくしていた「キョクゲンせいでん」をPCMハードたいおうにしようかとおもったのですが、とうじのわたしはしごとがいそがしく(1にちのへいきんきんむじかんが14じかんいじょう)、さらに、MSX2でもつかえるPCMハードだときいて、きゅうきょみじかめのゲームのせいさくにとりかかったわけです。それがまさか1ねんも・・・。 そのころマイブームだったシューティングゲームが「スチームハーツ(GIGA)」と「レイディアントシルバーガン(トレジャー)」だったので、それからとって「PLEASURE HEARTS」というタイトルにあいなってしまいました。あー。 でもエンディングメッセージにおいて、このあやふやなタイトルのつじつまはあわせることはできたのでよしとしましょう(ぉ ・・・わたしって、プログラミングレベルがひくいのにもかかわらずたいさくをつくってしまっもんだから、かなりのくろうがありました。ここだけのはなし、せいさくかいしとうじは「こうぞうかプログラミング」も「マルチタスク」も「わりこみのただしいかけかた」も「EXTRN/PUBLIC」も「マルチ」も(ぉ まったくもって、しりませんでした。わらってください。 ま、これらはじかいさくでなんとかいたしましょう・・・。 おっと、フロントラインがまっている。いそがなくては。 1999/10/20 03:05 M-KAI」
「1998年8月から1999年11月にかけて制作したシューティングゲーム。
アイテム集めやラーニング要素など、RPGっぽいシステムがウリでした。
しかしいろいろとパクリの集大成なので、ヤバければ取り下げますw
敵のスキャン率によって得点倍率が上がるのですが、そのスキャン表(Excelファイル)を紛失してしまいました。ということで攻略情報を期待していた方には大変申しわけありません。
また、あわせてアイテム表も埋まってゆくのですが、募集うんぬんに関しては何気に10年前の話です。大体納得できる段階まで行きましたので、まったく気にしないでください。」
スペースマンボウのスクロール技術を応用しさらに独自のアレンジを加えて奥行きとスピード感のある表現がなされている。
「このゲームは同時に発売された同人ハードである「+PCM」に対応していて、繋がっていると一部の効果音がPCMになって臨場感が増す…のだが、MSXのプリンタポートに基板が剥き出しの+PCMを接続し、さらに電源を接続した上にミキシングを別途行わなければならなかったため、非常に面倒であった。」という情報がレビューサイトに有るが、現在では肝心の「+PCM」が希少となっている為、本来の臨場感を味わえないという問題が在るが、最新の技術で「+PCM」を代替(再現)する試みが行われている。
又、2021年12月27日に英語化パッチが公開されたが、その際に、穢れた「PLEASURE HEARTS」を手に入れてしまい闇落ちしてしまうバッドエンドと、真のラスボスと化した穢れた「PLEASURE HEARTS」を倒して清らかな「PLEASURE HEARTS」(別名称の模様)を使うハッピーエンドの2種類のエンディングが存在する事に驚く人が多かった模様。
JUDGEMENT SILVERSWRD (WWGP ver.)
動作環境
「こちらはジャッジメントシルバーソードのフリー版となります。
製作に1ヵ月半、製品版とは比べ物にならないほどの単純なシステムで良くぞここまでやったという感じですね。少ない内容ですが、これでもコードセグメントギリギリです。
WonderSwanは縦持ちが可能ということで、携帯ゲーム機でどれだけアーケードのような本格的な縦画面シューティングゲームを作れるかに挑戦しています。
WonderWitch Playerにも収録されているので、今更需要があるかどうかは分かりませんが、一応アップしておきます。」
PROJECT E-FORCE
(開発中止作品)
「WWGP2001からすぐに次を出そうと決めて取り掛かってきた、縦画面シューティングゲームです。
未完成となってしまった理由ですが、大半は多忙によるものです。2001年の後半から2005年の前半ぐらいまで、最も身動きの取れなかった時期でした。…当時無理やり更新していた日記も、愚痴と不幸自慢ばかりになっていたと思いますが、今となっては致し方なかった気もします。この時期には二度と戻りたくありません。
正直、E-FORCEにはスクリプトの原型が完成したこと以外に良い思い出がないのです。
そんな中で降ってわいたジャッジメントシルバーソードの市販化の話により、そちらを優先することとなりました。
ここで構築したシステムは、製品版ジャッジメントシルバーソードやカーディナルシンズに活かされています。」
JUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition-(ジャッジメント シルバーソード リバースエディション)
動作環境
「おかげさまで市販化の快挙まで成し遂げることのできた、WonderSwanColor/SwanCrystal用 縦画面シューティングゲームです。
システムをゼロから組みなおし、背景・敵の追加、オブジェクトのリミット数増加、システム改良による高速化、隠し要素の追加等を行っています。
このソフトのみ、製品版ということでROMカートリッジ形態での販売となります。ただし、現在は生産終了しています。」
JUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition- 公式サイト
CARDINAL SINS (JUDGEMENT SILVERSWORD -Recycle Edition-)(カーディナルシンズ)
動作環境
「縦画面シューティングゲームです。
従来のシューティングゲームとは一味異なるルールを採用し、手軽に何度も遊べる内容を目指しました。
まっは氏の企画/原案、私のほうで制作を担当しています。
ジャッジメントシルバーソードの好評を受け、サービスとして企画されたものです。」
SELF PRODUCE
(開発中止作品)
「E-FORCEのシステムの半分ぐらいをぶち壊して再構築した、縦画面シューティングゲームです。
HSPライクな動作スクリプト、リプレイ機能、早回し、ほぼ無段階に近い難易度変化のシステムなど、これまでの自分の作品ではなかったほどのこだわりを持って制作を続けてきました。
ザコの動きが全然なっていませんが、1面分を作りこんであるので、E-FORCEよりは遊べると思います。
WonderWitchに付属のサウンドドライバでは、再生と同時にラスタスクロールを掛けると画面が乱れてしまうのですが、それを回避するため、わざわざオリジナルのサウンドドライバ(VSoundIL)まで興していたりします。
しかし肝心のBGMが全く書けず、ましてやこの頃にはWonderSwan向けに作成すること自体がすでに時代にそぐわなくなっていたという現状もあり、自分も含めてもはや数人しか組んでないような環境ではもう何も望めないだろう…ということで中止の運びとさせていただきました。
#実は開発当時、1面道中のBGMとしてWTDのサンプル曲1(FUN-X氏)のベースを三角波音にしたものを、ボスBGMに忍者龍剣伝??6-1あたりで聞ける曲(ルナーク町田氏打ち込み)をファストテンポ(T174)にしたものを使用してモチベーション維持を図っていたことは、ココだけの秘密ですw」
ESCHATOS(エスカトス)
動作環境
JUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition-を元に再開発された縦シューティングゲーム
XBOX360版にはJUDGEMENT SILVERSWORD -Rebirth Edition-とCARDINAL SINS (JUDGEMENT SILVERSWORD -Recycle Edition-)が収録されている。
ギンガフォース
動作環境
ESCHATOSのストーリ性を強化した縦スクロールシューティングゲーム
スピンオフ作品にナツキクロニクルが存在する
ナツキクロニクル
動作環境
ギンガフォースのスピンオフ作品なのだが、ギンガフォースと違い横スクロールシューティングとなっており、こちらはアシスタントゲームデザイナーとしての参加の模様。
関連イラスト
余談
MSX時代の同人ゲーム類は
全てフリーソフト化されておりM改(MSX改project)公式サイトからDownloadする事が可能となっている。