CV:千葉耕市
概要
三重連太陽系『緑の星』の指導者であり、天海護こと『ラティオ』の実父。外見上推定年齢は30代後半~40代前半と推測。息子と同じ様に全身から緑色の光を放ち、光の翼を発生させる能力を宿す。
星系が属する宇宙が滅亡する事が数世代前から認知していた為に、事態を回避する打開策として赤の星と協力して新宇宙に通じる次元ゲートを時間を掛けて製作したものの、『赤の星』の指導者『アベル』が他の宇宙を犠牲にして延命させる事を主張し、安定期に入った新宇宙への移住を唱える自身の意見と対立。アベルの手によって生まれた『ソール11遊星主』のアンチプログラムとして、ジェネシックガオガイガー建造を主導した。
だが、これと前後して『紫の星』で生み出された『ゾンダーメタル』の制御中枢『Zマスタープログラム』が突如暴走。ゾンダーは星を瞬く間に機界昇華し、残る惑星にも侵攻。この事を受け、急遽ジェネシックを対ゾンダー用に決断し、自らサイボーグとなって対応せんと改修を施されたが、侵攻速度が予想よりも速く、完了したのはコアとなるジェネシックギャレオンのみに留まり、記憶をブラックボックスへ移植させるも、機界昇華に巻き込まれて命を落とす。
未改修の『ジェネシックマシン』は遊星主の再起動を危惧して『Gクリスタル』内に残され、対機界昇華専用となった『ギャレオン』は精製した『Gストーン』と、対ゾンダー用ジェネシックのデータ、原種の情報、真の力を封じた息子ラティオを乗せて次元ゲートを通じて旧宇宙から脱出させる。
原種やゾンダリアンはこれら全てを『カインの遺産』と呼び、破滅へ導く存在として発見次第殲滅対象とした。